DynaEyeの進化
2024-09-10 14:58:38

PFUの新AI-OCR「DynaEye」給与報告書処理が進化!データ入力の負担を大幅に軽減

株式会社PFUは、給与支払報告書のデータ入力業務を効率化するソフトウェア「DynaEye 給与支払報告書OCR」の進化を発表しました。新たに増えた機能は、特に自治体やビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業者に大きな恩恵をもたらします。

「DynaEye 給与支払報告書OCR」は、従来の65項目から大幅に拡大された131項目に対応。特に、個人別明細書の「摘要欄」や総括表の「法人番号」など、従来の読み取り項目に加え、新たな項目もカバーしています。この進化により、自治体が要求する多様な要素にも柔軟に対応できるようになりました。

これにより、業務負荷が増える年始の期間でも、スムーズなデータ入力が可能になります。特に、年末から翌年初めにかけての給与支払報告業務は、住民税や国民健康保険料の算出に必要で、限られた時間内での処理が求められます。そのため、PFUのソフトウェアは、時間と労力を削減する重要なツールとなります。

「DynaEye」はAI-OCR技術を用いることで、特定の文言を摘要欄から捉える機能も強化。これにより、未経験の担当者が見落としを防ぐ手助けとなります。また、総括表に必要な項目も認識精度が向上し、効率的な業務処理が期待されています。

さらに、PFUは「DynaEye」を使ったデータ入力業務のさらなる効率化を図るため、住民税課税支援システムとの連携を強化。AI-OCR機能により認識したデータを、既存システムへ飛ばすことができ、手作業や重複作業を減らします。この機能は、多くの自治体にとって非常に有用であり、負担軽減に直結するでしょう。

また、これまで「DynaEye」を導入した企業では、業務の生産性が大幅に向上したと報告されています。例えば、データエントリーを二重入力する必要がなくなることで、時間の有効活用が可能になりました。夜間にAI-OCRによる一次入力を行うことで、運用コストを削減できることも他社からは高く評価されています。

今後も、PFUはお客様のニーズに応じて「DynaEye」の機能強化を図り、さらなる便益を提供することを目指します。この革新的なソフトウェアの展開によって、自治体の業務効率化は益々進むでしょう。

最終的には、2024年9月下旬からの提供予定で、ライセンス費用は1ページあたり20円、年額のサポート費用は100,000円に設定されています。また、既存の顧客は無償アップデートの対象となるため、多くの方々に導入の機会が広がります。PFUはこれにより、顧客満足度の向上とともに、業務の生産性向上を目指します。


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会社情報

会社名
株式会社PFU
住所
石川県かほく市宇野気ヌ98-2
電話番号
045-305-6000

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