アガリクス特許取得
2025-03-13 11:13:16

東栄新薬、アガリクスのβ-グルカン測定法に特許取得のニュース

東栄新薬、β-グルカン測定方法で新たな地平を開く



東京都三鷹市に本社を置く東栄新薬株式会社は、東京薬科大学薬学部免疫学教室との共同研究の成果を基に、アガリクスの主成分であるβ-グルカンの測定方法に関する特許を取得したことを発表しました。特許は、今後の医療やサプリメント業界における新しい可能性を切り拓くものと期待されています。

特許の詳細



今回の特許は「β-1,6-分岐β-1,3-グルカンまたはβ-1,3-グルカンの検出・定量方法および検出・定量キット」と名付けられ、特許番号は7632898です。登録日は2025年2月10日となっています。この技術は、東栄新薬が28年以上にわたり研究を重ねてきた「露地栽培アガリクスKA21」に関するもので、特に真菌に関連する研究が進んでいます。

β-グルカンとは?



β-グルカンは、主にキノコや酵母、カビなどの細胞壁に存在する成分で、免疫系において重要な役割を果たします。特にβ-1,3-グルカンは免疫細胞と結合し、免疫応答を活性化させるため、医療現場では真菌感染症の診断にも利用されています。今回の特許により、β-グルカンの測定精度が向上すれば、さらなる研究や診断キットの開発が促進されるでしょう。

期待される応用



新たに取得した特許技術は、以下のような分野での応用が見込まれています:
  • - 真菌症診断キットの開発
  • - サプリメントにおけるβ-グルカンの含有量測定
  • - β-グルカンの作用メカニズムに関する基礎研究

このような技術革新は、特に健康志向が高まる現代社会において重要とされ、本特許による成果が広がれば、消費者にとっても有益な情報が得られる可能性が高いと言えます。

企業の背景



東栄新薬株式会社は、アガリクスKA21の研究と開発に関して多くの実績を有し、これまでに34本の国際論文と4本の国内特許、さらに2本のアメリカ特許を取得しています。さらに、麻布大学や慶應義塾大学など、さまざまな教育機関との共同研究も行っており、科学的なデータをもとに信頼性の高い商品を提供しています。

アガリクスKA21の特徴



東栄新薬の手掛けるアガリクスKA21は、ブラジルの自然環境で露地栽培されたもので、強い抗酸化作用を備えています。一般的なハウス栽培と比べ、大きなサイズになりやすく、栄養素も豊富に含んでいるため、より健康的で質の高い製品が期待されます。

これからの研究や製品開発が、いかに人々の健康に寄与するか、大いに注目されるところです。東栄新薬は、今後も継続的に研究を進め、皆に価値ある情報を提供し続ける考えです。


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会社情報

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東栄新薬株式会社
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