北商物流が国際規格ISO39001認証を取得
2023年6月15日、北商物流株式会社は、道路交通安全マネジメントシステムの国際規格ISO39001の認証を取得したことを発表しました。この取り組みは、企業の理念である「事故を防ぎ、社員を守る」を実現するための新たなステップであり、業界全体においても先進的な事例といえるでしょう。
認証取得の背景
北商物流は、インターネット通販の普及に伴い急増する配送業務の現状を反映して、業界の課題解決に取り組んできました。特に、軽貨物車両による事故の増加が社会問題となっている中、同社は事故防止に向けた具体的な対策を講じる必要があります。私は、配達の人員不足や長時間勤務といった課題が業界全体で生じていることを認識しており、これらを踏まえて新たな安全管理の手法を導入することが求められていました。
ISO39001とは
ISO39001は、2012年に発行された国際規格で、道路交通事故による死者や重傷者を撲滅することを目的としています。この規格は、PDCA(計画・実行・確認・行動)サイクルに基づく適切な道路交通安全マネジメント体制の確立を要求しています。北商物流はこの規格を遵守することで、確実に安全運転を向上させるための基盤を築いているのです。
今回の認証は、これまでの同社が取組んできた安全管理の要素が国際的に評価された結果であり、今後はより一層の運転教育を推進することで、社員の安全意識向上にも繋げる考えです。
北商物流の今後の展望
代表取締役社長の瀬戸口敦氏は、「私たちの取り組みを通じて、安全運転の重要性を社内でしっかりと啓発していきたい。そして、様々なステークホルダーに私たちの努力を理解してもらい、安心安全な社会インフラの構築に寄与していきたい」と語っています。
また、北商物流は「物言う運送屋」として、単なる運送業務を超えて付加価値のあるサービスをクライアントに提供し続けることをミッションとして掲げています。さらに、心理学の専門家との連携を通じて、従業員の安全と成長を第一に考える企業としての方向性を明確にしています。
まとめ
北商物流のISO39001認証取得は、企業の社会的責任を果たす新たな試みとして、大いに注目されます。この認証によって、さらなる安全運転の推進と、社員を守るための取り組みが期待されるでしょう。今後も同社の動向から目が離せません。詳しくは
北商物流の公式サイトをご覧ください。