ペイクルとfantasista、UPCXブロックチェーンを基盤とした業務提携を結成
2025年11月6日、株式会社ペイクルと株式会社fantasistaは業務提携契約を締結し、ブロックチェーン技術を活用した新しいサービスや商品開発に共に取り組むことになりました。これにより、両社は競争力のある現代的なサービスを市場に届けることを目指します。
企業の背景
ペイクルは、博多に本社を構える企業で、主に決済・金融サービスに最適化されたUPCXという高速ブロックチェーンを開発しています。この技術は、データ管理や決済の効率性向上を目指すものであり、国内外のいくつかの暗号資産取引所にも上場されているネイティブトークン「UPC」を持っています。
反対に、fantasistaは東京を拠点に、リアルエステート事業を中心に多角的な事業展開を行っています。その中には、クリーンエネルギーや不動産DX事業など、新規事業の開発も含まれており、ブロックチェーンの技術を活用することで、より革新的なサービスを提供していこうとしています。
提携の目的と内容
今回の提携の目的は、ペイクルが持つブロックチェーン技術と、fantasistaが展開する不動産および新規事業から得られる知見を融合することです。具体的には、最初に宿泊料金におけるステーブルコイン決済の導入を検討し、その後不動産およびホテル分野でのブロックチェーンを利用したデジタル証券の発行も進めます。これにより、資金調達手段の多様化とコスト削減を目指すことができます。
さらに、金や美術品、自動車、トレーディングカードなどの現実資産(RWA)や、映像作品に関する資金調達、また、ファンエコノミー領域におけるライブ配信やスポーツ配信に関するブロックチェーンサービスも共同で開発していく予定です。
双方の意義あるコメント
この提携に際し、fantasistaの代表取締役社長である田野大地氏は、「ペイクルと提携できることに非常に嬉しく思い、UPCXブロックチェーンを活用することで、革新的なサービスを迅速に提供できると確信しています」とコメントしました。一方で、ペイクルの代表取締役である村上昌史氏も、「fantasista社の新規事業にUPCXブロックチェーン技術を提供できることを光栄に思い、それを通じて新しい未来を支えていく」と述べています。
将来の展望
今後、両社は緊密に連携し、UPCXブロックチェーン基盤に基づく高競争力のサービスの共同開発を迅速に進める意向を表明しています。この提携を通じて、双方の企業価値の向上を図り、国際的な市場にもサービスを展開していく計画です。2030年に向けて、ブロックチェーン技術の社会実装が進む中、その先駆けとなることを目指します。
企業情報
株式会社ペイクル
- - 所在地:福岡県福岡市中央区天神
- - 設立:2018年6月
- - ミッション:ブロックチェーン技術を活用し、より良い未来を創造すること
株式会社fantasista
- - 所在地:東京都港区赤坂
- - 上場市場:東証スタンダード(証券コード:1783)
- - 設立:1950年8月
この提携が日本のテクノロジー市場に新たな活力を与えることを期待しましょう。