名古屋鉄道、無人駅にAI技術を導入し安全性向上
名古屋鉄道株式会社が、無人駅でのさらなる安全性向上を目的に、AI画像解析技術を活用した「みまもりおよび自動案内放送」の実証実験を始めます。この取り組みは名鉄EIエンジニア株式会社、moztec株式会社と連携し、2023年3月26日から5月末まで実施される予定です。
実験の概要
本実験では、駅のホームに設置したカメラが捉える映像を、moztecが持つAI解析技術の力でリアルタイムで処理します。例えば、あるお客さまが長時間滞在している場合、AIがその状態を検知し、自動音声によって必要な案内を行います。これにより、サポートが必要な方への迅速な声かけが可能となります。
実証実験は、愛知県の河和線八幡新田駅の上りホームを舞台に行われ、駅構内の描写がどのように分析され、どのように安全性が向上するかが検証されます。
参加企業の役割
名古屋鉄道はこの実験の舞台である駅の提供を行い、システムの有効性を確認する役目を担います。名鉄EIエンジニアはシステム全体の設計や実際の設置、導入、及び試験を行う責任があります。そして、moztecはその強力なAI画像解析技術を提供し、中心的な役割を果たします。
プライバシーの保護
実施にあたっては、取得した映像について特別な配慮がなされます。警察や裁判所などの正当な要請がない限り、第三者へのデータ開示は行わず、一定期間の後にはすべての映像が削除されることが約束されています。これにより、利用者のプライバシーも確保されます。
ICT技術の進用
名古屋鉄道はこの実証実験を通じて、次世代の道を切り開くICT技術の積極的な活用を推進します。すべてのお客さまに対し、安全で安心なサービスを提供するための仕組み作りが進んでいくことに期待が寄せられています。
この取り組みは、今後も公共機関が抱える安全対策の課題解決に寄与する重要なステップとなるでしょう。名古屋鉄道は今後も、最新テクノロジーを取り入れたサービス向上に努めていきます。興味のある方はぜひ、実証実験の展開にも注目してみてください。