ケル株式会社、シンガポールに新販売拠点を設立
ケル株式会社(本社:東京都多摩市)が2025年9月5日開催の取締役会において、シンガポール共和国に新たな海外子会社を設立することを発表しました。この新たな動きは、同社の海外売上拡大を目指す中期経営計画の一環として位置付けられています。
新会社設立の背景と目的
ケル株式会社は、海外市場での売上拡大を目指し、グローバルな体制の強化を図るため、シンガポールに新しい販売拠点を設立します。この新会社は、東南アジア及びインド市場におけるコネクタ製品の販売体制を強化するために設立されます。これにより、海外で事業を展開している顧客との関係をより強く結びつける狙いがあります。
また、ケル株式会社はすでに2024年4月にはアメリカのケルUSA、2025年3月には中国の開陸連接器(珠海)有限公司を設立しており、今後も海外ビジネスのさらなる拡大に取り組んでいく方針です。
期待される業績への影響
新会社の設立は、長期的には同社の業績向上につながると期待されていますが、当期における業績への直接的な影響は軽微であると見込まれています。ただし、市場環境や業績に影響を与える情報が生じた場合には、速やかに公表が行われる予定です。
ケル株式会社の概要
1962年に設立されたケル株式会社は、産業用コネクタの専門メーカーとして知られています。電子機器の重要部品として、同社のコネクタは工業機器、車載機器、医療機器、通信機器など、様々な市場で使用されています。その製品開発においては、オリジナリティを重視し、高信頼性と高品質を追求。顧客ニーズに柔軟に対応する姿勢で、魅力的な商品を提供し続けています。
今後の展望
ケル株式会社は、新たな子会社を通じて、アジア市場におけるプレゼンスを確立し、成長を加速させる計画です。今後の展開にも期待が高まります。
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