九州・沖縄版「街の幸福度ランキング」発表
大東建託が発表した2024年九州・沖縄版「街の幸福度ランキング」と「住み続けたい街ランキング」が注目されています。このランキングは、過去最大規模の居住満足度調査に基づいています。調査は2020年から2024年までの回答をもとに累積しており、多くの住民からの生の声が反映されています。
街の幸福度ランキング
昨年から順位が大きく変動した中、「街の幸福度ランキング2024」では、宮崎県東臼杵郡門川町が首位に躍り出ました。昨年は12位であった同町は、高い評価を背景に見事な上昇を果たしました。特筆すべきは、門川町が偏差値も70台と、トップの中で唯一の高評価を得たことです。
トップ3の自治体は以下の通りです:
1. 宮崎県 東臼杵郡門川町
2. 福岡県 糟屋郡新宮町(2年連続の2位)
3. 福岡県 三井郡大刀洗町
このように、トップの3位を占めるのはすべて町の形態であり、特に九州の郡部が豊かな居住体験を提供していることが明らかです。さらに、通年で生活の満足度が高いとされたことから、例えば門川町のように、ローカルな魅力が見直される機運が高まっています。
住み続けたい街ランキング
この調査では「住み続けたい街ランキング」も発表され、沖縄県中頭郡北谷町が1位に選ばれました。この町も昨年は2位であり、順位を1つ上げる結果となりました。沖縄の温暖な気候や豊かな自然が魅力として評価されています。
住み続けたい街ランキングのトップ3は以下の通り:
1. 沖縄県 中頭郡北谷町
2. 沖縄県 中頭郡嘉手納町
3. 沖縄県 中頭郡北中城村(2年連続で3位)
また、宮崎県の門川町が昨年51位から9位に急上昇したのも注目に値します。このように、沖縄県は特に住みたい街のランキングでも強い支持を受けており、全体の魅力が際立っています。
今年の特筆点
今回のランキングでは、調査対象となった自治体の多くが郡部に位置していることが共通しています。特に沖縄は、トップ10内に6自治体を持つ程で、京都や地方都市が持つ独特の雰囲気や生活満足度が伺えます。また、熊本県や長崎県の自治体の中にも、昨年より大きく評価を上げた地域が多くあります。
調査概要
調査は、九州・沖縄地域在住の20歳以上を対象に行われ、合計84,991名がデータ提供をしています。調査方法はインターネットを利用し、回答者から得たデータを基にした統計処理が行われました。調査期間は2024年2月21日から3月14日までで、男女比や世代比も考慮されています。
本調査の結果は、地域の魅力を再確認する良い機会となりました。住み続けたいと思わせる街の条件や、幸福感を醸し出す環境が発展し続けることを期待したいものです。
詳細なランキングは、いい部屋ネットのウェブサイトにて公開。ぜひ、居住地選びの参考にしてみてください!