東京海上日動がセキュアワークスと提携しサイバーリスク保険強化を図る

東京海上日動がセキュアワークスと提携



2024年7月23日、東京発。この日、サイバーセキュリティの分野におけるリーダーであるSecureworks(NASDAQ: SCWX)が、東京海上日動火災保険株式会社(以下、TMNF)との提携を発表し、サイバーリスク保険のグローバルプログラムを利用する顧客向けに、迅速かつシームレスなインシデント対応サービスを導入しました。これにより、顧客は緊急時において、特別な手続きなしにインシデント対応に必要な支援を迅速に受けることが可能となります。

インシデント対応サービスは、サイバー攻撃の影響を受けた際に、顧客は速やかにインシデント対応コンサルタントに連絡を取り、問題解決に向けた支援を受けることができる体制を整えています。TMNFは、このサービスを通じて、顧客向けに包括的なサポートを提供し、侵害が発生した際のトリアージやインシデントハンドリングを強化しました。

TMNFのマーケット戦略部マネージャー、古泉謙太郎氏は、次のように述べています。「サイバー攻撃は国境を越えて拡大しており、お客様はグローバルにビジネスや利害関係者を守るために、このインシデント対応サービスを迅速に活用できる必要があります。今日のサイバーインシデントは規模が大きく、単なる防御では不十分です。私たちの顧客は、必要な時に質の高いサポートを受けることが求められています。」

一方、企業のIT環境はますます複雑化しており、そのためサイバー攻撃者が行動を隠すことが容易になっています。また、人材不足も問題であり、企業は防御と対応に必要なリソースを割り当てるのが難しい状況です。Secureworksが提供するインシデント対応チームは、サイバー攻撃の迅速な調査および反応のための専門的知識を持ち、世界中の企業に対して早期復旧を実現するサポートを行っています。

セキュアワークスの代表取締役社長である廣川裕司氏は、次のようにコメントしています。「成熟したサイバー戦略は防御だけでなく、効果的なインシデント対応も必須です。インシデント発生後の対応は、ビジネスを早期に復旧させるだけでなく、利害関係者とのコミュニケーションや地域の規制の遵守においても非常に重要です。我々の提携により、TMNFの顧客は万が一の事態に対し、必要な時に確実なサポートを受けられる体制を持つことができます。」

サイバーセキュリティの分野は常に進化しており、企業は対策を強化する必要があります。Secureworksは、その革新的なSaaSベースのオープンXDRプラットフォーム「Secureworks Taegis」を通じて、顧客の安全を守ることに注力しています。このプラットフォームは、AIを活用した脅威の検出やインシデントの調査、さらには適切な行動の自動的な実行を実現しており、数千の組織のセキュリティ運用にインテリジェンスを提供しています。

この新たなパートナーシップは、顧客に新たな付加価値を提供し、サイバーリスクの軽減に寄与することでしょう。企業は日々変化するサイバー脅威に対処するため、最善の策を講じることが求められています。

会社情報

会社名
セキュアワークス株式会社
住所
東京都千代田区大手町一丁目2番1号Otemachi Oneタワー17階
電話番号
03-4400-9373

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