地域との連携を深める、かえつ有明中学校の職場体験
2024年10月11日、東京都江東区にある有明みんなクリニックにて、かえつ有明中学校の生徒を対象とした職場体験が行われました。この取り組みは、医療法人社団モルゲンロートが地域社会と協力し、次世代の育成に貢献するための一環として実施されました。
取り組みの背景
医療法人社団モルゲンロートは、「笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る」というミッションを掲げています。このミッションに基づき、地域の生徒たちが医療現場の理解を深めると同時に、将来のキャリア形成につなげることを目指しています。今回は、職場体験を通じての学びが、どのような意義を持つのかが注目されました。
職場体験の概要
職場体験は3名の生徒が参加し、医療現場の基本的な業務について理解を深めました。具体的には、以下の内容を体験しました。
- - 小児科および耳鼻科・皮膚科での患者対応の見学
- - 医療スタッフとのコミュニケーションスキル向上のためのワークショップ
生徒たちは、普段病院で見ることができない器具の洗浄やさまざまな薬に触れる機会を得たほか、医療スタッフとの対話を通じて貴重な体験をしました。体験者の一人、Aさんは「普段見ることのない設備や治療法を学び、医療の新しい面を知ることができ楽しかった」と感想を述べました。また、Bさんも「特に小児科での実際の診察風景を見ることができ、医療に対する興味が深まりました」とのコメントがありました。
教諭の意見
かえつ有明中学校の担当教諭は、「生徒たちがキャリア選択の幅を広げ、さまざまな職業を知ることが目的です。また、社会で活躍する大人たちの思いや経験を知ることで、生徒自身が将来を考えるきっかけになると期待しています」と語りました。実際に教育現場を訪れることにより、生徒たちは刺激を受けたようです。
医療法人社団モルゲンロートのコメント
モルゲンロートの理事長である小暮裕之医師は、「地域との連携は私たちの重要な使命です。この職場体験を通じて、生徒たちが医療の現場に触れることは、きっと将来の役に立つでしょう」と話しており、地域貢献に強い意識を持っていることが伺えました。
かえつ学園の教育理念
かえつ有明中学校は、生徒一人一人の個性を伸ばし、自主的に行動できる人間を育成する教育理念を大切にしています。このような学校の取り組みが、地域とのつながりを強化し、次世代を育てることにつながっていくことでしょう。
今後もこのような職場体験が継続されることを期待し、地域社会との絆が深まることを願っています。
かえつ有明中学校 公式サイト
医療法人社団モルゲンロート 公式サイト