コネクテッドTVの注視度データを分析
最近、コネクテッドTV(CTV)の注目度を測定する新たなデータが発表され、メディア界で話題になっています。REVISIO株式会社が提供したこのデータは、特にOTT(Over the Top)サービスに焦点を当て、視聴者がコンテンツにどれだけ注視しているかを詳細に分析しています。
REVISIOとは?
REVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS)は、東京都千代田区に本社を置き、人体認識技術を活用してテレビ視聴データを収集しています。彼らの技術は、視聴者の視線を捉え、どれだけテレビ画面を見ているかという時間比率である「注視度」を測ることに特化しています。これは、視聴者がどれだけコンテンツに“集中”しているかを知る上で、非常に重要な指標となります。
人気コンテンツの注視度データ
REVISIOは2026年4月から5月の間に、各動画サービスで配信されている人気コンテンツについて注視度を測定しました。対象の作品として、Netflixの「九条の大罪」と「地獄に堕ちるわよ」、Amazon Prime Videoの「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」が選ばれました。この3作品は、いずれも視聴者からの非常に高い注視度を記録しています。
- - 「地獄に堕ちるわよ」:59.3%
- - 「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」:55.4%
- - 「九条の大罪」:54.2%
これらの数値は、各サービスの平均を大きく上回っており、地上波の同ジャンルと比べても非常に高い結果が出ています。たとえば、Netflix全体の平均注視度が54.0%、 Prime Videoは46.6%ということからも、作品の強さが伺えます。
その理由とは?
このような高い注視度は、OTTサービス固有の視聴スタイルが影響しています。主に次の要因が考えられます。
1.
目的意識の高さ:有料サービスであるため、視聴者は選択した作品に対してより集中しやすい。
2.
オリジナルコンテンツの特別感:そのOTTプラットフォームでしか視聴できない作品は、視聴者の興味を大いに引きつけます。
属性別の視聴者分析
さらに、各作品の視聴者属性別に注視度を分析した結果、興味深い傾向が見えてきました。
「地獄に堕ちるわよ」
占い師・細木数子さんの波乱に満ちた人生を描いた本作は、特に50歳以上の女性から高い支持を得ています。これは彼女が活躍していた2000年代を知る世代にとって、共感を得やすい内容だったからでしょう。
「九条の大罪」
逆に、SNS世代を象徴するF1層(女性20~34歳)は、本作の注視度が高いことから、現代社会を映し出した内容に共感を覚えたことと、人気若手俳優が起用されたことが大きく影響していると考えられます。
「北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-」
この作品は、1980年代から続く人気のシリーズであり、特に男性50歳以上からの支持が高いことが特徴です。最新技術を用いて原作の魅力を再現した点が、高年層の期待に応えています。
今後の展望と戦略的活用
本調査は、OTTオリジナルコンテンツが特定のセグメントで高い価格により質の良い視聴を引き出していることを示しています。今後、これらのデータを元に、多様なコンテンツでの戦略的な活用が期待されます。特に、冬季オリンピックやWBC、サッカーワールドカップといった国際的なイベントを通じて、OTT視聴データのさらなる活用が進むことでしょう。
このような傾向は、今後のメディア戦略や広告展開にも大きな影響を与えることは間違いありません。REVISIOは、媒体の特性を理解し、各クライアントのニーズに応じたデータ提供を行っています。すでに広告主や広告会社、放送局など250社以上のクライアントに支持されているこのサービスは、まさに現代メディアの新たな指標となりつつあります。
今後も新たなデータを持って視聴解明を進め、より深い分析を追求していくことでしょう。
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本件に関するご質問やデータの活用方法については、REVISIOまでお気軽にご連絡ください。