訪日外国人向け販促強化へ向けた新サービス「INBOUND CROSS」の提供開始
株式会社スコープが発表した新サービス「INBOUND CROSS(インバウンドクロス)」は、訪日外国人のニーズに特化します。日本に訪れる外国人観光客がますます増加する中で、小売やメーカー企業の販促活動の効率化と効果を追求するこのサービスは、観光業界に新たな風を吹き込むことでしょう。
訪日外国人観光客数の増加
日本政府観光局(JNTO)の2024年10月の推計によると、訪日外国人観光客数は331万人超で、前年同月比31.6%増というデータが出ています。また、2019年と比較しても32.7%の増加が見られることから、観光業界全体が活気を取り戻しています。このような背景を受け、特に小売業界にとっては、訪日外国人向けの施策がますます重要視されているのです。
「INBOUND CROSS」の特徴
「INBOUND CROSS」は、スコープが持つ集客やセールスプロモーションのノウハウと、株式会社グローバル・デイリーの訪日外国人市場への豊富な知見を融合したサービスです。このサービスでは、訪日外国人が日本訪問前に予定を練る際に、小売店や商品を「買い物リスト」に加えられるような仕組みを提供します。
これにより、訪問時の来店や購入を促進し、更に効果的な旅の体験を意味する『旅ナカ施策』を展開することで、観光客にとって予期せぬ出会いや発見をもたらすことが狙いです。そうすることで、観光客の満足度を高め、リピーターの獲得へとつながることが期待されています。
「攻めの販促」としての取り組み
スコープの「INBOUND CROSS」は、特に『攻めの販促』を意識したソリューションとなっています。具体的には、売り手と買い手をつなぐことで、購買意欲を捉えた体験を創出し、顧客の購買意欲を引き出そうという狙いがあります。加えて、今後は小売業界の人材不足や生産性向上といった課題に対する『守りの販促』の提供も進めていく予定です。
まとめ
訪日外国人観光客数の急増とともに、訪日外国人向けの販促活動に新たな可能性が広がっています。「INBOUND CROSS」はその新たな一翼を担い、業界の発展に寄与することが期待されます。