国際パエリアコンクール日本代表選考大会2019が開催
2019年7月14日、東京都杉並区に位置する「馬橋稲荷神社」で、国際パエリアコンクール日本代表選考大会が開催されます。この大会は、スペインのバレンシア州スエカ市で行われる国際パエリアコンクールへの出場権をかけたもので、日本各地のパエリア愛好者やプロが一堂に会します。
開催場所とイベント概要
本大会は、都内有数のパワースポットとして有名な馬橋稲荷神社にて行われます。この神社は自然に囲まれた美しい境内を持ち、訪れる人々に癒しを与えています。大会は10時から16時の間に行われ、主催は「PaellaMania(パエリャマニア)」です。同時に「馬橋なないろまつり」も開催され、多くの来場者が訪れることが予想されます。
審査のポイントと材料
参加チームは、最大3名で構成され、70cmのパエリア鍋を使用してパエリアを薪で調理します。審査基準は「味」「見た目」「食感」「色」「お焦げ」となっており、臨場感あふれるブラインドテイスティングで行われます。参加者にはあらかじめ支給された材料を使い、食材の持ち込みは禁止されています。
支給される材料
- - スペイン米:1500g
- - オリーブオイル:1L
- - 花豆 or ガラフォン豆:1000g(茹でたもの)
- - モロッコいんげん:1kg
- - トマト:1kg
- - ニンニク:1房
- - サフラン、パプリカパウダー、鶏(2羽)、うさぎ(1羽)、塩、水、ローズマリー
大会で使用される機材には、70cmのパエリア鍋、専用BBQ台、パエリア専用ターナーの「パレタ」と薪(楢)が含まれています。ハンドツールは各自で持参し、本格的な料理を楽しむことが求められます。
国際パエリアコンクールとは
国際パエリアコンクールは、今年で59回目を迎え、スペインで非常に歴史ある料理コンペティションです。この大会は日本を含むワールドワイドな予選が行われ、約40チームのファイナリストが参加して、パエリア職人の世界一を決定します。主なレシピとして「パエリャ・バレンシアーナ」が扱われ、オレンジ農家の人々によって引き継がれた伝統的な味わいを大切にしています。
まとめ
今回の国際パエリアコンクール日本代表選考大会は、料理の腕を競い合うだけでなく、パエリアを通じて異文化交流の場ともなります。優勝したチームは、9月15日にスペインバレンシア州スエカ市で行われる国際大会への出場権を得るほか、奨励金としてスペイン往復航空券相当の副賞を授与されます。
この貴重な機会を通じて、本物のパエリアを楽しむまとめ上げ、日本のグルメ文化のさらなる発展に寄与することが期待されます。