Vena Groupのグリーンファンド拡充
アジア・太平洋地域でのエネルギー移行をリードするVena Groupが、新たにグリーンファンド・パートナーシップの拡大を発表しました。この取り組みにより、エネルギー自立の実現や経済成長、さらにはカーボンニュートラルの達成に向けた新たな一歩を踏み出すことになります。
新たなポートフォリオの拡大
2025年の初めまでに、Vena Groupは1.1 GWの契約を得ており、運営中および建設中のアセットを追加しました。この結果、同社のOCCポートフォリオは合計9.7 GWに達しました。特に注目すべきは、このポートフォリオが日本、北アジア・太平洋地域、東南アジア、インドにまたがっている点です。具体的には、日本と北アジア・太平洋地域はそれぞれ2.4 GW、東南アジアは3.8 GW、インドは1.1 GWという規模を誇っています。
さらに、Vena Groupは今年中に2.4 GWの新しいプロジェクト着工を計画しており、これにより建設中のアセットは3.6 GWに達する見込みです。この増加は、過去3年の平均の4倍に相当し、Vena Group設立以来最大の拡大となります。
グリーンファンド・パートナーシップの強化
Vena Groupは、2019年にスタートしたグリーンファンド・プラットフォームを活かして、グリーンファンドの拡大を進めています。このプラットフォームは、NRE GPというVena Groupの完全子会社と機関投資家とのパートナーシップによって運営されています。この取り組みの中では、日本国内の太陽光発電事業から得た経済的持分を譲渡し、約350億円(当時のレートで約3億2,000万ドル)を受け取るという成果もありました。
インド市場へのアプローチ
特にインドにおいては、機関投資家向けのストラクチャリング手法が限られているため、Vena Groupは新たな戦略的オプションを模索しています。この地域における成長は、持続可能な開発の観点からも重要視されています。
Vena NexusとAI連携
今年初めに設立されたVena Nexusは、グリーンデジタルインフラ・プラットフォームとして、再生可能エネルギーとの統合を進めるAI対応型データセンタープロジェクトに携わっています。このプロジェクトは、ITキャパシティを3GWにまで拡大することを目指しています。
経験豊富なリーダーたちのメッセージ
Vena GroupのCEO、ニティン・アプテは、「当社はグリーンエネルギー・ポートフォリオの成長を加速させることに貢献できることを嬉しく思います」と語り、Vena Nexusのグローバル・ヘッド、シモーネ・グラッソは「新たなパートナーシップの構築を通じて地域全体での資金調達能力を強化する」と述べています。これらの発言は、持続可能性、イノベーション、長期的なインパクトに対する深いコミットメントを反映しています。
Vena Groupのさらなる成長と挑戦に目が離せません。彼らの取り組みが、アジア太平洋地域における再生可能エネルギーの未来を切り開くことを期待しています。