若者の進路を考えるシンポジウム開催のお知らせ

シンポジウムのご案内

静岡大学の「人口動態と就労環境研究所」では、今後の地域形成のためのシンポジウムが開催されます。このイベントは、地域の若者の進路意識についての重要な知見を提供し、共有することを目的としています。

シンポジウムの趣旨

今回のシンポジウムでは、2022年から2024年にかけて行った大規模な調査結果について報告が行われます。この調査は静岡県内の高校生3,000人以上を対象にし、彼らの進路形成や地域移動についての意識を明らかにすることを目指しました。高校生たちの進路がどのように形成されているのか、キャリアに対する考え方、そして地域社会への関わりはどのように変化しているのかを探ります。

シンポジウムは、ただ単に「若者の県外流出を防ぐ」といった狭い視点ではなく、地域に残りたい層やUターン希望者にとって、地域社会はどのような課題に直面しているのかを深く考える機会となります。地域の未来を切り開くために、関係者が冷静な課題意識を共有し、具体的なアクションを生み出すことが重要です。

日時・場所

- 日時: 2026年1月24日（土） 14:00～16:40
- 場所: 静岡駅パルシェ 7階第2・第3会議室

YouTubeライブ配信も行われます。

プログラム構成

開会にあたって、静岡大学の学長日詰一幸より開会の辞が述べられます。続いて、第一部では高校生調査の結果報告が行われます。具体的には、以下のトピックが扱われます。
1. 調査概要といくつかの論点（人文社会科学部荻野達史）
2. 高校生の地域意識と進路形成（人文社会科学部吉田崇）
3. 高校生の将来像と地域社会（学生支援センター宇賀田栄次）

第二部では、産業界と教育界の視点から地域の役割についてのパネルディスカッションが行われます。パネリストには、今後を担う地域のリーダーが集結します。