環境シンポジウム ~地域文化を育むひたち海浜公園~
6月21日(土)、国営ひたち海浜公園の管理センターにて「環境シンポジウム」が開催されます。これは、地域の文化を育む場として重要な役割を果たす公園の用途や活動を検討するためのイベントであり、14回目の開催を迎えることとなりました。
シンポジウムの概要
当シンポジウムでは、地域の自然環境を保全することに焦点を当て、環境省や茨城県レッドリストに登録されている希少な動植物の生息環境を保護する取り組みが紹介されます。公園では樹林や砂丘、湧水地があり、これらの場所には多くの貴重な生物が生息しています。
今年のシンポジウムは、一般財団法人公園財団との共同企画で、講演会や活動報告だけでなく、沢田湧水地を巡るガイドツアーも予定されています。公園や地域文化に興味がある方は、どなたでも参加可能です。
基調講演
講演は筑波大学の藤田直子教授が担当し、「地域活性につながる公園の活用」というテーマで話されます。藤田教授はランドスケープエコロジーに基づいた環境デザインについて研究を行っており、地域防災や農と障害者施設の共生環境デザイン、さらには文化的景観に関する研究など多岐にわたるテーマを扱っています。
この講演を通じて、地域がどのように公園と連携して活性化するかについての具体的な事例や提案が提示されることでしょう。
パークパートナーの活動報告
また、公園内で自然環境を保全するボランティアグループである里山パートナーからは「オオウメガサソウ」に関する活動報告が行われ、沢田湧水地パートナーも「沢田湧水地におけるカエル」をテーマに、自らの取り組みや成果を紹介します。これらの報告は、参加者にとって具体的な行動の参考になることでしょう。
沢田湧水地ガイドツアー
シンポジウムの一環として行われる沢田湧水地のガイドツアーは、普段立ち入ることが出来ない場所を訪れながら、この地域の動植物や保全活動の成果を知る良い機会です。参加者は、この貴重な環境がどのように保護され、育まれているのかを直接体験することができます。
参加方法
このイベントは定員30名と少数での開催となり、事前申し込みが必要です。参加費は無料で、環境に関心の高い方々の参加を心よりお待ちしています。
日時は6月21日(土)の10:30から16:00まで、国営ひたち海浜公園の公園管理センター多目的ホールおよび沢田湧水地での開催となります。
詳細情報
詳細については、
こちらの公式ページを参照してください。国営ひたち海浜公園では、四季折々の美しい花々とともに、さまざまなアトラクションや体験ができる楽しい場所です。皆様ぜひお越しください。