愛媛県で新たなARアートイベントが始動!
最近、「DE&I」(多様性・公平性・包括性)の重要性が高まっていますが、特に地方ではその認知度がまだ低いのが実情です。愛媛県では、その概念を具現化するため、地域のアーティストや学生エンジニアが協力し、体験型ARアートイベントを開催します。
「DE&I」を体感するためのイベント
本イベントは、私たちが自身の小さな行動の積み重ねで社会を変えていく一助となることを目指しています。来場者は、愛媛県内に設置された約15か所の2次元コードをスマートフォンで読み取り、その場で写真を撮ることで3次元のARリングを生成することができます。このリングたちは溶け合い、最終的には「DE&I」という文字を形成します。
このプロジェクトは、愛媛県の「Web3.0人材育成検証事業」の一環として実施されており、官民一体でのボトムアップ式の取り組みです。地元新聞社の愛媛新聞や公式機関の愛媛県、そして協賛していただいた企業がこの運営を支援しています。
社会を形成する「個」の行動
参加者は、生成されるリング一つ一つがその人の行動を示していることを理解するでしょう。一人ひとりが別の誰かの行動なくしてはリングを生成できない、このプロセスは私たちが社会においてどう互いに支え合っているのかを象徴しています。生成の際には、他の参加者の行動が影響を及ぼし、期待していた結果が得られない場合もあることを体験します。これは、自分だけでは進めない社会の現実を教えてくれるでしょう。
さらに、生成されたデジタル作品はNFTとして販売される予定で、愛媛県美術館で2025年2月から実物として展示されます。
スマホで簡単に参加
スマートフォン一つあれば、誰でも簡単に参加できるのがこのイベントの大きな特徴です。特別協賛には、地元の高校や企業も参加しており、11月11日には愛媛FCとFC今治の試合が行われるニンジニアスタジアムでも、サポーター同士が一緒に「DE&I」を作り上げる様子が見られることでしょう。
まとめ
私たちの行動が社会を形成する、そんな体験を提供する愛媛県のARアートイベント。この取り組みを通じて、地域全体が「DE&I」への理解を深め、より良い社会づくりに貢献する一歩となることを期待しています。詳細は
こちら からご覧ください。