住宅業界初の挑戦!「くらしのサス活」アプリが進化
三井不動産レジデンシャル株式会社は、2024年4月から始動した「くらしのサス活」アプリサービスを正式に拡張し、過去に分譲されたマンションの入居者にも提供を開始しました。この取り組みは、契約している電力会社にかかわらず、家庭内でのCO2削減を推進するもので、住宅業界では初めての試みです。
アプリによるCO2削減の可視化
このアプリでは、住戸ごとのCO2排出量を見える化し、日々の削減状況を把握できるように設計されています。ユーザーは削減量や特定イベントに参加することで得られるポイントを自動的に獲得し、これを各種特典と交換できます。楽しみながらCO2削減に取り組むことができ、実際にアプリを利用している家庭では、一般の家庭と比較して約21%のCO2削減効果が示されています。
サービスの対象拡大
これまで提供されていた新築マンションに加え、過去に分譲されたマンションの入居者も新たにサービスの対象となり、その数は24万世帯以上に達しました。今後もアプリ登録受付を拡大し、さらなる利用者の獲得を目指します。
楽しく続けるCO2削減
「くらしのサス活」アプリは、CO2の削減量に応じたポイント制度を導入しています。居住者は自身の削減目標と実際の使用量を比較しながら確認することで、意識的な取り組みが可能となります。実際、2024年4月からのアプリ利用者は、目標削減を実現しやすくなっています。
特典には、宿泊券やFC東京の観戦チケットなども用意されており、楽しみながらCO2の削減に貢献する仕組みが整っているのです。それにより、住民は環境への影響を意識しつつ、日々の生活を楽しむことができるようになります。
電力データ活用の背景
2020年に行われた電気事業法の改正により、電力データの活用が可能になりました。これにより、一般社団法人電力データ管理協会を通じて、電力データを入手・利用することができ、契約電力会社に関わらずCO2削減に貢献できる仕組みが整いました。
未来に向けた継続的な取り組み
三井不動産グループでは、持続可能な社会の実現に向けて、環境との共生を目指した取り組みを推進しています。「くらしのサス活」を通じて、住宅業界における新たな価値創造を行っており、より多くの方に参加していただくことで、家庭部門からのCO2排出の削減に寄与したいと考えています。
「くらしのサス活」は、単なるアプリサービスではなく、未来の持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩でもあるのです。アプリの詳しい情報やダウンロード方法は、特設サイトでご確認いただけます。