印象派の名画体験!没入型ミュージアムが東京に登場
2020年4月17日から8月12日まで、東京天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催される「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」は、日本初の没入体験型アートミュージアムです。この画期的な展示では、観客が作品の世界に飛び込むような、全く新しいアート体験を提供します。
概要
「Immersive Museum」は、観客が自由に動き回ることができる広大な屋内空間に、印象派の名画がデジタル映像として映し出されます。臨場感あふれる立体音響と没入映像が組み合わさり、観客はまるで名画の中にいるかのような体験が可能です。これまでの静的な美術館とは異なり、観客は全身でアートを感じることができます。
メインの没入空間に加え、特に注目されるのが新設された“インタラクティブ展示エリア”。ここでは、鑑賞者の動きに合わせて名画がリアルに反応し、作品がまるで生きているかのような体験を楽しめます。最新のセンシング技術を導入し、観客の視線や動作を感知して絵画が動き出すというこのエリアは、アートとテクノロジーが融合した新しい試みです。
インタラクティブ展示エリアの魅力
インタラクティブ展示エリアは、約1400㎡の空間に「呼吸する絵」というテーマで展開されています。ルノワールやカイユボットの名作がデジタルアートとして展示され、観客が近づくと作品の中の人物や風景が動き出します。例えば、名画「少女イレーヌ」は、鑑賞者がその前に立つと、リアルタイムで顔が動き、目を合わせるかのように振舞います。
また、カイユボットの「ボート漕ぎ」では、水辺の風景が生きているように描かれ、観客が目をそらした瞬間にボートの漕ぎ手が活き活きと動き出すなど、見る者を引きつける新たなアート体験が広がります。
展示作品について
もちろん、メインの没入映像体験でも多くの印象派名画が展覧されます。モネの「睡蓮」や「印象 日の出」、ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」、ドガの「バレエの舞台稽古」など、各作品がデジタルで展開され、観客はじっくりと楽しむことができます。これにより、印象派の美しさと奥深さを体感することができるでしょう。
実施概要
- - イベント名:Immersive Museum (イマーシブミュージアム)
- - 期間:2020年4月17日(金)〜2020年8月12日(水)
- - 場所:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)
- - アクセス:りんかい線 天王洲アイル駅 B出口より徒歩4分、JR品川駅港南口から徒歩20分
- - 入場券:大人 2,500円(税込)、中学生・高校生 1,500円(税込)、小学生 800円(税込)
※小学生未満は入場無料
特記事項
詳細は公式サイトやSNSで随時更新されるため、最新情報はそちらをチェックしてください。日本のアートシーンに新たな風を吹き込むこのイマーシブな体験を、ぜひともお見逃しなく!
【公式リンク】