NECと食堂の連携
2025-10-21 11:43:30

NECがみなと子ども食堂と共同でプログラミング教室を開講

NECがみなと子ども食堂と連携でプログラミング教室を開始



2023年10月20日に、NECが東京都港区にあるNPO法人みなと子ども食堂と連携し、プログラミング教室を開講しました。この教室は、小学生を対象にしたSTEAM教育の一環として実施され、昨年度に続く取り組みとなります。このプログラムは、地域の教育環境を向上させることを目的としており、NECグループの社員が持つ専門的なスキルを活用しています。

このプロジェクトは、NECプロボノイニシアティブの一部として実施されており、地域の教育支援や社会起業家との連携を強化するものです。今回のプログラミング教室は、2025年10月20日から2026年3月16日までの期間中に毎月1回実施され、参加するのは小学4年生から6年生までの11名です。教室の活動が行われるのは、みなと子ども食堂の学習会場です。

プログラミングに使用されるのは、教育版Minecraftです。このツールは、子どもたちが自分のアイデアをデジタル空間に表現できるよう手助けするもので、空間認識や問題解決能力を育むことに重きを置いています。昨年度はMITメディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語「Scratch」を用いた講座が開かれ、16名の小学生が参加しました。彼らはアニメーションやゲーム制作に取り組み、自分のアイデアを形にする喜びを体感する場となりました。

参加者からは、「自分のアイデアが形になって嬉しい」「もっと複雑な動きを作りたい」との声が寄せられ、プログラミングへの関心が高まる結果となりました。このような経験から、子どもたちは自信を持ってデジタル技術に触れるようになり、未来の社会との接点を形成しています。

さらに、港区の子ども若者支援課の課長、矢ノ目真展氏は、地域の支援ネットワークの一環としてNECやみなと子ども食堂が行うこのプログラミング教室の重要性について触れています。彼は「子どもたちがデジタル技術に親しむ機会を提供することは、未来の可能性を広げる鍵になる」と強調しました。

NECは「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を掲げ、引き続き子ども食堂との協力を通じたSTEAM教育の推進に力を注いでいく方針です。デジタル技術が普及する現代において、子どもたちがこれらの技術にアクセスし、自らの成長に繋げるための環境整備が求められています。今回の取り組みは、地域の未来を担う子どもたちの可能性を引き出す重要なステップとなるでしょう。

このような教育支援活動は、プロボノ活動に参加するNECグループ社員にとっても新たな価値を見出す機会となります。子どもたちとの交流を通じて、自らのスキルを社会に還元する喜びを感じることができるからです。今後もNECは地域社会との連携を深め、次世代の育成に積極的に貢献していくことでしょう。彼らの取り組みが、デジタル分野における未来のリーダーを育む一助となることを期待しています。


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日本電気株式会社
住所
東京都港区芝5丁目7-1
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