東武トップツアーズが第3回「JATA SDGs アワード」で受賞
東武トップツアーズ株式会社(本社:東京都墨田区)が、一般社団法人日本旅行業協会の主催する第3回「JATA SDGs アワード」において、文化部門の奨励賞を受賞したことが報告されました。このアワードは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を促進する優れた取り組みを評価し、旅行業界全体の意識を高めることを目的としています。
SDGsへの取り組み
受賞の背景には、同社のSDGs達成に向けた一連の活動がありました。具体的には、有形文化遺産や無形文化遺産の保護、文化遺産に関連する旅行者の行動管理といったテーマが高く評価されました。特に「文化部門」において、実施された取り組みが注目されています。旅行業界においてこれらの取り組みはますます重要性を増しています。
受賞内容と具体的な取り組み
受賞したのは、山形県西川町での「雪旅籠の灯り」プロジェクトに関連した内定者研修です。これは2025年4月に入社予定の内定者たちを対象にした地域連携研修で、地域社会の課題解決に取り組む経験を重ねるものでした。具体的な内容は、地域の文化や風習を学びながら、地元の人々と協力し、雪像制作を通じて「達成感と感動」を創出することにありました。
研修では、内定者たちが地元の方々と共に雪像を制作し、その過程を通じて、地域の文化や魅力を体験しました。また、これにより地域とのつながりを深めるだけでなく、参加者自身の成長にも寄与する取り組みとなりました。
文化遺産保護の重要性
文化遺産の保護は、地域のアイデンティティや伝統を守るために不可欠です。旅行業界においては、観光が地域経済に与える影響は大きく、持続可能な観光の実現は急務とされています。東武トップツアーズの取り組みは、こうした背景を踏まえ、旅行業界が社会にどのように貢献できるかを考える良い例と言えるでしょう。
この受賞を通して、同社は今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく考えです。文化部門での受賞は、他の企業にとっても刺激となり、旅行業界全体でのSDGsへの取り組みが進むことが期待されています。東武トップツアーズは、これからも地域と連携し、社会に貢献するプロジェクトを推進していく姿勢を明確にしています。今後の活動から目が離せません。