Dynatrace新社長
2022-03-31 11:02:54
Dynatrace社新社長就任、デジタルトランスフォーメーションの推進へ
Dynatrace新社長、細谷修平の挑戦
Dynatrace合同会社において、細谷修平氏が新たに代表執行役員社長に就任しました。これまで彼はSAPジャパン株式会社で長らくシニアマネジメントを担当した後、数々のIT企業やコンサルティングファームでの経営経験を積み、直近ではグーグル・クラウド・ジャパンで執行役員Directorを務めていました。
就任から間もない中で、細谷氏は営業チームの大幅な拡充を進めています。これは、国内顧客へのきめ細かいサービス提供をこれまで以上に実現するための組織整備を目指す取り組みの一環です。
DXの夜明け前
細谷氏は日本が今、「デジタルトランスフォーメーション(DX)の夜明け前」にいると指摘しています。ある調査では、2020年時点で86%の欧米のCIOがCloud Native技術を導入しているのに対し、日本での導入率はわずか17.9%であり、その差は顕著です。これまで日本企業は、各部門の横断的な事業改革を進める動きが少なく、慎重な姿勢だったと言えます。
しかしDXへの期待は高まりつつあり、企業が組織を横断して新たなビジネスを築き、革新的なサービスを提供する流れが迫っています。細谷氏は、DXが本格化する中で企業はスピーディにサービスを改善し、顧客とのエンゲージメントを深める必要があると強調しています。
複合的な監視体制の重要性
DXの進展に伴い、企業のITインフラ上では多様なアプリケーションが様々な環境で稼働します。これにより、最新技術を活用し、フレキシブルにサービスを提供することが重要になります。このため、顧客体験を向上させる策を先行させ、アプリケーションからネットワーク全体を一元管理し、リアルタイムで問題を把握することが極めて大切です。
DXを進めるためには、システムの状況を可視化し、迅速に問題解決できる体制が求められます。事業部門や開発チームが現在の状況を理解し、継続的に改善を行えるプラットフォームの提供が、Dynatraceの役割であると細谷氏は述べています。
ソフトウェアインテリジェンスの提供
DynatraceはGartner Magic Quadrant APMで高評価を受けるだけでなく、ソフトウェアインテリジェンスを提供する企業として知られています。このソリューションは、システムの現状を把握し、問題の特定、適切なアクションの提案を行うことが可能です。
細谷氏は、今後も多くの顧客にその価値を届けるための改革を進めていく予定です。彼の目指す先には、顧客体験の向上があり、そのためのトライアルやデモも積極的に行う意向を示しています。詳細な情報やアプローチへの申し込みは、公式ウェブサイトで確認できます。
まとめ
Dynatraceに新たな経営者が就任し、デジタルトランスフォーメーションを加速させる方向性が明確となりました。細谷氏の下で、顧客へのサービス向上、迅速な問題解決のための体制構築が期待されます。彼のリーダーシップのもと、Dynatraceのさらなる成長と革新が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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Dynatrace合同会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-3-20神谷町MTビル14階
- 電話番号
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