蒼枯鉢の魅力
2023-02-24 14:49:18

アップサイクルで再生する廃棄花材の新たな魅力、蒼枯鉢の実力

アップサイクルで再生する廃棄花材の新たな魅力、蒼枯鉢の実力



最近の持続可能なライフスタイルの流行により、アップサイクル製品への関心が高まっています。特に、廃棄花材を利用したドライ植栽鉢「蒼枯鉢」と呼ばれる製品が注目されています。この植栽鉢は、JAPAN SHOP 2023で展示され、その魅力を広く伝える機会となっています。

蒼枯鉢とは?


蒼枯鉢は、廃棄された花材をアップサイクルし、維持管理が容易なドライ植栽鉢に仕立て上げたものです。この鉢は主に乾燥した花材で構築されているため、通常の植栽鉢にはない特性を持っています。室内の光条件に依存せず、手間いらずで美しい空間を演出できるのが特徴です。水やりの必要もなく、完全にメンテナンスフリーの生活スタイルを実現します。

それぞれの鉢は、お好みに応じて一点ずつ制作されるため、「こんな植栽があったらいいな」と思うイメージを形にすることができます。これにより、顧客一人ひとりのニーズに合った独自の鉢を提供することが可能です。

蒼枯鉢の三つのメリット


この製品の持つ価値は、主に以下の三つのメリットに集約されます。

1. 環境負荷の軽減: 廃棄花材が再利用されるため、自然資源の無駄を減らし、廃棄物の削減に寄与します。
2. アート性: 通常廃棄されるプラスチック製の鉢もアーティストの手でアート作品に変わるため、ユニークで魅力的な商品が生まれます。
3. 個人の表現: ユーザーの好みに合わせたデザインができることで、個性的な空間作りをサポートします。

展示の見どころ


JAPAN SHOP 2023で展示される蒼枯鉢は、特に以下の2つのプロダクトに注目が集まります。

廃棄胡蝶蘭のアップサイクル


祝いの花として贈られることが多い胡蝶蘭ですが、育てきれずに廃棄されてしまうことも少なくありません。このような廃棄胡蝶蘭を見事にアップサイクルした製品が展示されます。美しいフォルムと質感は、どのようなインテリアにもマッチすることでしょう。

廃棄プラ鉢のアート作品


株式会社NOMALとのコラボレーションにより、アーティストが手掛けたアートプロダクトが登場します。参加するアーティストには、神山麗子や佐藤勇太郎、白石雪妃といった才能溢れる作家が名を連ねています。彼らのアプローチで創り出された作品は、ただの植栽鉢を超え、視覚的にも楽しませてくれるものです。

装花体験とプレゼント企画


ブースでは、未完成の蒼枯鉢に自由に装花できる体験が可能です。事前の予約は不要で、思いついたデザインをその場で楽しむことができます。また、来場者にはオリジナルの卓上インテリア「イブキ」を10社様限定でプレゼントする企画もあり、大変お得な機会となっています。

事業の背景


NOMALは「チャレンジする人の、背中を押す事業を創り続ける」というミッションを掲げてアート事業を推進しています。彼らは3000点以上のアート作品を取り扱う通販サイト「WASABI」や現代アートの通販サイト「MONOLiTH」、オフィスの壁をアートで彩るウォールアート事業などを展開しています。

「蒼枯鉢」は、ドライ花材に込められた物語や、それぞれの背景が重要な価値となり、日々の生活に華を添える存在です。この取り組みを通じて、アップサイクルの新たな可能性を探り、持続可能な社会の発展に寄与していく姿勢が評価されています。

さらに、展示会では、ドライフラワーを使用した他のインテリア商品も紹介されるなど、様々な提案が行われます。この新しい価値を体験しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社ソウアン
住所
東京都新宿区新宿4-3-15レイフラット新宿B棟3F
電話番号
03-5324-2048

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