エンジニアの離職率を抑えるための新たなマネジメント手法とは
株式会社情報戦略テクノロジー(以後、当社)は2026年6月9日、リーディングマーク社と協力し、IT業界の経営者や人事担当者を対象にした「ノウハウ公開セミナー」を実施しました。このセミナーでは、当社が400名以上のエンジニアを抱える組織で実践してきた効果的なマネジメント手法を紹介し、特に離職率10%という非常に低い数値を達成する秘訣についてお話ししました。
背景: データから見える組織の課題
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む現代、企業の成功には技術的な課題以上に「人」や「組織文化」に起因する問題が多く存在します。特に、SES(システムエンジニアリングサービス)やIT受託開発の現場においては、エンジニアが客先に常駐することによる帰属意識の低下や、マネジメントの不均一性が離職の大きな原因となっています。
当社は、自社の経験を基にしたデータ駆動アプローチと心理学を組み合わせ、マネジメントの手法を確立。これにより、離職率を10%に抑えることに成功しました。このノウハウをIT業界全体に持ち込もうと、リーディングマーク社とのパートナーシップを結びました。
セミナーの内容: 現場のリアルを追求
セミナーでは、リーディングマークの執行役員である島田旬氏と当社取締役の瀧本崇が登壇し、実際の現場で体験した課題と解決策について自由に対談形式で共有しました。従来の「勘や経験」に頼らず、明確なデータに基づいたマネジメント手法を示し、多くの参加者から好意的な反応をいただきました。
本業の成果を高める: ミキワメAIの導入
当社は、リーディングマーク社が提供する「ミキワメAI」を自社に導入しました。このツールは、社員の性格特性や心の健康状態を可視化する機能を持ち、エンジニアのエンゲージメント向上に寄与しています。具体的には、エンジニア同士の結束力を高め、プロジェクトを円滑に進めるための組織構築を支援します。
この施策を通じて数値的にもエンジニアの定着率を向上させており、また、クライアントプロジェクトの成功確率を飛躍的に上昇させています。加えて、業績の安定した向上も見込まれると同時にパートナー企業のエンジニアの定着率にも貢献しています。
経営陣の思い: 瀧本崇のコメント
瀧本取締役は、「私たちの実践を通じて得た確かな結果をもとに、このノウハウを広く市場に届けたいという強い意欲があります」と語りました。また、このセミナーを通じて多くの業界関係者と課題を共有できたことに感謝し、IT業界全体のエンゲージメント向上につなげることへの期待を表明しています。
今後の展望
今回のセミナーから得た反響を受けて、当社は「ミキワメAI」を顧客やパートナーに広く普及させる方針です。自社で培ったリアルなノウハウをもとに、継続的なイベントや施策を通じて更なる情報発信を行い、見えない現場のマネジメントをデータでサポートする意義を強調します。
「0次DX」を通じて企業に求められるシステムの内製化を進める中でも、最も重要な課題は常に人とチームに関連しています。この課題に真正面から取り組んでいくことで、当社は「DXの総合商社」へと成長し、中長期的に企業価値を高めていきます。