食品ロス対策袋
2020-10-31 22:00:56

食品ロス削減へ!新鮮さを保つ『たもつくん』ポリ袋の誕生

新たな挑戦と食品ロスへの取り組み



私たちの社会において、食品ロスは深刻な問題です。年間600万トン以上の食品が廃棄され、これは毎日約1,700台分の大型トラックに相当します。この現状を改善するため、万生マーケティング合同会社は新たに鮮度保持ポリ袋『たもつくん』を開発し、食品ロス削減に貢献することを目指しています。

『たもつくん』の特長


このポリ袋の最大の特長は、植物抽出エキス『万生』が含まれている点です。万生は厚生労働省の基準に適合しており、過去には企業間で800万以上の取引実績があります。その特性により、食品の鮮度を長く保つだけでなく、食材にさらなる価値を提供します。具体的には、飲食店や家庭での使用テストを経て、ブロッコリーは一週間経っても青々しさを保ち、カニの足も通常捨てられるところを、7日間鮮度が維持されることが確認されています。

開発の背景


コロナ禍において、飲食業界は特に食品ロスの課題に直面しています。『たもつくん』は、食べ残しや期限が迫った食材を無駄にせず、再利用できる方法を提供します。また、食品廃棄を防ぐための工夫は多くの家庭で実践されていますが、このポリ袋があれば、さらに手軽に環境や家計に優しい選択が可能になります。

環境への配慮


食品ロスを減らす一方で、プラスチック廃棄物も問題です。そのため、万生マーケティングは、土壌生分解性のポリ袋の開発にも取り組んでいます。今後も、熟成肉や魚の保存に関する新たな使用法を模索し、検証を進めていく予定です。プロジェクトは、大学や研究機関とも連携し、新しい食品保存技術の開発に貢献します。

製品の詳細


  • - サイズ: 230mm x 340mm
  • - 使用方法: 冷蔵又は常温で使用、オーブンや冷凍には不適用
  • - 価格: 100枚入りが8800円(税別)、50枚入りが4800円(税別)
  • - 購入方法: 専用サイト(sendo-keep.com)からのオンライン購入

まとめ


『たもつくん』は、私たちの日常生活における食品の保存方法を変え、食品ロス削減に向けての新たな一手を提供します。この商品の成功は、私たちの食文化において、もっと大切なことは無駄にせず適切に扱うことだという意識を生むことにつながるでしょう。食品ロスの削減は、環境保護だけではなく、次世代のための貴重な資源を守ることにも寄与します。私たち一人一人が、少しずつでもその意識を持って生活していくことが重要です。

会社情報

会社名
万生マーケティング合同会社
住所
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町18-9エミネンス日建ビル4F
電話番号
045-530-6399

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