お取り寄せ頻度「3か月に1回」が定着！ギフト・食卓のトレンドは「手軽さ」「食べごたえ」

お取り寄せ頻度「3か月に1回」が定着！ギフトと食卓で異なるニーズ

日本最大級のお取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」を運営するアイランド株式会社が実施した調査によると、食品のお取り寄せ頻度は「3か月に1回」が定着傾向にあることが分かりました。

調査では、2023年5月～2024年4月までの1年間における食品のお取り寄せに関するユーザーの行動や意識を分析。コロナ禍以降の消費行動の変化と、価格高騰の影響が見て取れる結果となりました。

お取り寄せの目的は「ご褒美」と「食卓」が二大巨頭

調査によると、食品のお取り寄せの目的として、「少し特別な楽しみ・ご褒美（66％）」が最も多く、次いで「普段の食卓（39％）」、「カジュアルギフト（35％）」と続きました。

コロナ禍を経て、巣ごもり需要の反動や物価高による消費意欲の変化により、「時々のご褒美」「特別感」をキーワードにした食品のお取り寄せが増加しているようです。

ギフトでは「ビジュアル」、食卓では「ボリューム」が重視

食品のお取り寄せのシーン別に、重視するポイントを分析した結果、ギフト用では「ビジュアル」が、食卓用では「ボリューム」が重視される傾向にあることが判明しました。

具体的には、ギフト用では「高級感」「見栄え」といった見た目の要素が重視され、食卓用では「食べごたえ」「安さ」「手軽さ」といった実用的な要素が重視されています。

しかし、どのシーンにおいても「食べごたえ」と「手軽さ」は共通して重要な要素として挙げられています。これは、忙しい現代人にとって、美味しいものを手軽に楽しみたいというニーズが高いことを示していると言えるでしょう。

お取り寄せ市場の今後の展望

今回の調査結果から、食品のお取り寄せ市場は、単なる「通販」という枠組みを超え、消費者のニーズに合わせた多様なサービスを提供する方向へと進化していることが分かります。

今後はお取り寄せを通じて、特別な体験や思い出を提供できるようなサービスが登場する可能性も考えられます。

「おとりよせネット」では、今後もユーザーニーズを捉え、より充実した情報提供を行っていくことで、お取り寄せ市場の活性化に貢献していくとしています。