ヒトコムとKeePer技研が新たなバスルームコーティング事業を開始
株式会社ヒト・コミュニケーションズ(ヒトコム)は、カーコーティング業界のリーダーであるKeePer技研と提携し、ホテル向けに新しいバスルームコーティング事業をスタートさせることを発表しました。このコラボレーションは、急増する訪日外国人旅行者のニーズに応えることを目的としており、宿泊施設の清掃効率化を図ります。
背景とニーズの高まり
インバウンドの需要は、2025年には約4,268万人に達する見込みであり、政府の2030年目標6,000万人に向けてさらなる拡大が予想されます。これに伴い、国内の宿泊施設の客室数も増加しており、特にシティホテルやビジネスホテルでは稼働率が70%を超えています。この状況下で、宿泊者の約8割が「清潔さ」を重視することが調査から示されており、特にバスルームは宿泊施設の評価に大きく影響を与えます。
しかし、観光庁によると、宿泊施設の清掃部門では、常時20%の人手不足と繁忙期には53%が不足しているという深刻な状況が報告されています。この人手不足を解消するために、外国人労働者の受け入れや外部委託が進められていますが、さらに多くの宿泊者が予想される中で、効率的な業務を求めるニーズは高まる一方です。
ヒトコムとKeePer技研の協力
ヒトコムは、国内の拠点網を活用し、ホテル向けに専門性の高いサービスを提供し、KeePer技研はその独自のコーティング技術を駆使して、浴室専用コーティング剤「お風呂キーパー」を使用します。このコーティングは、浴槽を独自のガラス被膜でコーティングすることで、汚れが付きづらくなり、美観を保つと同時に、通常清掃の作業時間を短縮することが期待されています。
お風呂キーパーの特長
「お風呂キーパー」は、浴槽やシャンプー台、壁面などに使用することができ、人体への安全性についても各種試験に合格しています。このコーティングの効果は約1年間持続するため、集中清掃時における生産性向上にも寄与することが見込まれます。
今後の計画
ヒトコムは、KeePer技研から施工人材の育成に関するノウハウを取得し、全国で多くの施工人材を採用、育成します。その後、全国のホテルチェーンなどにサービスを提案し、2万室の施工を初年度の目標としています。また、既存の販売店や代理店のサポートを行いながら、KeePer技研の製品の拡販にも貢献します。
企業概要
ヒトコムは、全国規模で営業支援やアウトソーシング事業を展開し、競争の厳しい分野でのオペレーション力をもとに、様々な業界へ事業を拡大しています。KeePer技研もまた、洗車やコーティングビジネスにおいて独自の技術を展開しており、質の高い施工を提供しています。両社の連携によって、新たな清掃のスタンダードが生まれることが期待されます。