金子みすゞ詩集配信
2011-03-31 15:56:46

金子みすゞ詩集『こだまでしょうか』が電子書籍として配信開始

金子みすゞ童謡集『こだまでしょうか』が登場



ACジャパンのCMで響き渡る「こだまでしょうか」をはじめ、多くの人に愛される金子みすゞの詩が、電子書籍アプリとして配信開始されました。このアプリ『金子みすゞ童謡集「こだまでしょうか」』は、株式会社ANALOG TWELVEが開発した高機能な電子書籍ビューア『DENBON』を使用しており、特にAndroid端末向けに提供されています。

特徴と収録内容


本アプリには、金子みすゞの選りすぐりの18作品が収められており、直筆データと活字データの両方が収録されているのが大きな魅力です。詩を読み進めるうちに、彼女の心温まるメッセージがじんわりと心に染みわたります。特に『わたしと小鳥とすずと』などの名作を、本人の筆跡で楽しむことができるのは、ファンにとって特別な体験です。また、通常の文字の拡大や電子しおり機能など、便利な電子書籍ならではの機能も利用可能です。

地震被災者への配慮


今回の電子書籍配信は、震災の影響を受けた被災者を支援するために行われています。通常版と同じ内容を無料で提供する「被災者向け無料版」が用意されており、一般版は450円(税込)で販売されますが、その売上金の一部は日本赤十字社の「東北関東大震災義援金」に寄付されます。この取り組みにより、単なる電子書籍の配信を超え、社会貢献につながるプロジェクトとなっています。

プラットフォームと今後の展開


今後はiPhoneやiPad向けのバージョンも配信予定で、多くのプラットフォームで楽しむことができるようになります。本アプリを通じて、金子みすゞの詩を多くの人々が手軽に体験し、また、その詩の持つ温かさや深すぎるメッセージに触れる機会が増えることを願っています。

まとめ


『金子みすゞ童謡集「こだまでしょうか」』は、ただの詩集ではなく、被災者を支援する思いが詰まっている特別な作品です。多くの人に金子みすゞの詩が届き、一日でも早く復興が進むことを心から願うばかりです。どうぞ、この機会に彼女の作品に触れてみてください。


会社情報

会社名
株式会社ANALOG TWELVE
住所
東京都新宿区矢来町109岡田ビル3F
電話番号

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