途上国医療活動が未来の日本に持つ意味
2024年9月29日、東京都渋谷区にて、国際医療NGO「ジャパンハート」によるトークイベントが実施されます。このイベントのテーマは「なぜ、途上国で命を救うことが日本の未来を救うのか?」です。
この特別な一日には、開発途上国で医療の現場を経験した医師たちが集まり、その経験を元に日本の未来の医療について語ります。ある医療法人の理事長を務める森徳郎医師、ジャパンハートこども医療センターの小児科部長である嘉数真理子医師、そして長期ボランティアとして活動を続ける水野智子医師がスピーカーに名を連ねます。
医療活動がつなぐ二つの国の未来
トークセッションでは、開発途上国での医療活動がどのように日本の医療の未来に影響を与えているのかを一緒に考える場となります。3名の医師たちは、開発途上国からの帰国後、日本での医療にどのように取り組んでいるのか、それぞれの視点で語ります。
森医師は、長年の海外医療活動を経て帰国後、大多和医院の院長として地域医療を担っています。嘉数医師は、小児がん治療の現場での経験を基に、途上国における医療の現実を訴えています。また、水野医師は、カンボジアでの長期ボランティア活動を通じて得た知見をもとに、急性期医療の安全性向上に貢献しています。
参加者との交流セッション
イベントの魅力はトークセッションだけではありません。来場者は登壇者との個別の交流の時間も設けられ、多様な生の声を直接聞くことができる貴重な機会です。医療に関心がある方や、国際医療に携わりたいと考えている方々にとって、このイベントは将来のキャリア形成にも役立つかもしれません。
ジャパンハートの取り組み
日本発祥のNGO「ジャパンハート」は、医療の届かない場所に医療を届けることを理念に掲げ、ミャンマーやカンボジア、ラオスでの無償の医療活動を展開しています。年間約3万4千件の子どもへの診療や手術を行い、累計では30万件を超える実績を誇ります。このような実績からも、国際医療の重要性が感じ取れます。
イベント概要
- - 日時: 2024年9月29日(日)13:30~15:00(受付13:00)
- - 場所: Hive Shibuya(渋谷区神南1丁目23−10)およびオンライン
- - プログラム: 13:30~13:50はじめに、13:50~14:40トークセッション、15:00からはネットワーキングセッションが予定されています。
医療の未来に興味がある方、国際医療について学びたい方、そして新しいネットワークを広げたい方には、参加をお勧めします!