プロジェクトマネジメントワークショップ
2023-10-05 09:00:01
datag株式会社がトリブバン大学でプロジェクトマネジメントワークショップを開催
datag株式会社がトリブバン大学でプロジェクトマネジメントワークショップを開催
2023年9月16日から18日までの3日間、ネパール・トリブバン大学にて、datag株式会社主催の「プロジェクトマネジメント」ワークショップが行われました。このイベントには、24名の現地学生が参加し、プロジェクトマネジメントの基礎から実践的なノウハウを学ぶ貴重な機会となりました。
イベントの概要
このワークショップは、datag株式会社の代表取締役CEO・小林孝嗣氏とCTO・水野貴明氏が登壇し、プロジェクトマネジメントに関する理解を深めることを目的として開催されました。学生たちは、スタートアップ企業やさまざまな組織で実際に用いられている管理手法について学び、スキル向上を図ることが期待されています。特に今回は、実際のケーススタディを通じての学びが重視され、現場で起こる課題について具体的に対策を講じる力を養うことも狙いでした。
スケジュールの詳細
ワークショップは、初日のキックオフから始まりました。トリブバン大学経営学部のDr. Gangaram Biswakarmaの挨拶に続き、datag株式会社の小林氏がプロジェクトマネジメントの意義や協力の重要性を語り、現地の人材開発を手掛けるLeadXのDr. Tseringも参加しました。初日では、プロジェクトマネジメントの多面的な要素についての考察が行われ、特に人との相互作用が重要であることが強調されました。
2日目は、学生たちが「クライアント」と「開発者」の役割に分かれてロールプレイを実施。ここでは、プロジェクトにおける法的な問題を防ぐための文書管理の重要性が示され、リスクを最小限に抑えるためのアプローチが共有されました。学生たちにとっては、理論だけでなく実践も重要な要素となり、具体的な事例を通じて深く考える機会となったのです。
最終日には、戦略や交渉スキルの重要性が議論され、具体的な手法や利害関係者との調整に関するユースケース図の活用法、進捗を把握するための文書管理技術についても紹介されました。参加者たちは、このワークショップを通じて多くの気づきを得られることができました。
参加者の声
参加した学生からは「プロジェクトマネジメントに対するアプローチが変わった」、「業界のエキスパートから直接学べる貴重な機会だった」といった声が寄せられ、彼らの成長に寄与する内容であったことがわかります。特に、プロジェクトにおけるスコープの不一致やシステム要件の変更に対応する方法についての学びが実践に役立つとのコメントも目立ちました。
今後の展望
このワークショップは、datag株式会社とトリブバン大学との間での長期的な協力関係の第一歩であり、インターンシップや技術コミュニティの育成に向けた取り組みが期待されています。また、datag株式会社はLeadX Nepalとの連携のもと、日本とネパール双方のエンジニアのスキル向上を図るべく、協力関係を拡大していく方針です。
ワークショップの最後は、両者間の文化交流や言語を尊重した関係構築を示すために、感謝の意としてネパール語-英語の辞書が贈呈されました。今後も両者の関係がさらに深まり、双方の国の発展に資する活動が続けられることが期待されています。さらに、参加した学生たちのさらなる成長を促すような新たな取り組みが進められていくことでしょう。
まとめ
プロジェクトマネジメントに関するこのワークショップは、単なる技術やスキルの習得にとどまらず、コミュニティの形成や人とのつながりを強調するものでした。このような国際的なイベントが、今後の若手プレイヤーたちの成長に寄与することを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
datag株式会社
- 住所
- 東京都目黒区中目黒1-9-17 みうらビル3F
- 電話番号
-
03-6303-1544