ハオ中国語アカデミー20周年記念イベント開催
2024年9月16日(月)、ハオ中国語アカデミーの開校20周年を祝う「中国カルチャー体験ワークショップ」が株式会社イーオン東京本社で行われました。参加者はアカデミーの生徒40名で、中国語を学ぶ仲間たちの交流の場ともなりました。
イベントの流れ
イベントは、まずオープニングとアイスブレイクでスタートしました。参加者たちは自己紹介をし合い、楽しい雰囲気で交流を深めました。次に行われた「共通点探しゲーム」では、講師が用意した質問を中国語で交わしながら、同じ答えを持つ相手を探し出す楽しい時間が繰り広げられました。これにより、多くの参加者が初対面の相手とも打ち解けて、笑顔があふれる場面が見られました。
その後、いよいよ本イベントの目玉でもある中国文化体験が始まりました。「中秋節」に関するセミナーが行われ、伝統行事の背景や関連するアイテム(如: 月餅やお茶)についても説明が行われました。参加者は、中秋節の由来を学ぶことで、文化への理解を深めることができました。
文化体験:実際のアクティビティ
中国茶体験
ハオ中国語アカデミーに10年以上通う山本美和さんが講師を務め、中国茶を飲む体験が実施されました。参加者たちは、実際に中国茶を試飲し、その製法や特徴についての知識を深めることができました。参加者からは「中国茶についての詳細な説明が非常に役立ちました」という声が多く聞かれました。
中国切り紙体験
切り紙は中国で古くから親しまれる伝統文化です。この日のワークショップでは中秋節をテーマにした切り紙を体験しました。初めは難しさに苦戦しながらも、参加者たちの集中する姿が印象的で、完成した作品には大きな達成感が漂っていました。
月餅と中国のお菓子試食
中国から取り寄せられた月餅やナツメは、多くの参加者にとって初めての味でした。参加者は、試食を楽しむだけでなく、食べ物の名称を中国語で練習し、自らの語学力向上にも役立てました。
民族衣装試着
このセッションでは、中国の様々な民族衣装が用意され、参加者がその歴史に触れながら衣装を試着することができました。観客の中には歴史や時代劇が好きな方も多く、自らの文化的な理解を広げる機会となりました。
イベントの締めくくり
最後に行われたのは、ドキュメンタリー映画監督の竹内亮氏による講演です。竹内監督は総SNSフォロワーが1,000万人を超える有名な方であり、参加者たちは興味津々で彼の話に耳を傾けていました。講演では10月に予定されている自身の映画『再会長江』についての紹介や、中国語学習の秘訣についても語られました。
講演後には質疑応答の時間も設けられ、多くの参加者が活発に質問を寄せ、竹内監督も気さくに応じてくれました。このように、終始リラックスした雰囲気の中で、参加者たちは楽しみながら親睦を深めることができたのです。
参加者の感想
参加者からは「またこういったイベントに参加したい」、「中国語の勉強へのモチベーションが上がった」という声が多く寄せられました。特に文化体験の内容が充実していたことに対し、評価が高かったとのことです。
一方で、改善点として「切り紙は難しかったので、簡単なものでも良いかもしれません」という意見もありました。このイベントを通じて、今後の活動への期待も高まりました。
ハオ中国語アカデミーは、今後も文化交流や語学のスキル向上を目指した活動を続けていきます。