ポーラの新拠点
2024-10-09 15:07:15

ポーラ化成工業が三拠点研究体制を始動し新価値創出を加速

ポーラ化成工業、新たな研究拠点を設立し革新を追求



ポーラ・オルビスグループ 傘下のポーラ化成工業株式会社が、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)とシンガポールのNSG BioLabsに新しい研究拠点を開設し、三拠点研究体制を始動しました。この取り組みは、基盤研究の深耕と実用化技術の開発を加速し、迅速な価値提供を実現するための重要なステップです。

研究体制の構築意味


ポーラ化成工業は、皮膚科学に関する研究技術の高度化や競争激化を受けて、より高い技術開発と新しい事業への取り組みが必要とされています。三拠点研究体制は、独自の研究と開発を強化し、各拠点の特性を活かしながら新しい技術と知識を融合することを目指しています。

湘南拠点の役割


湘南アイパークは、皮膚科学や再生医療の基礎研究を推進するために設置されました。この場では、医療分野において高い学術専門性を持つ企業や研究者が共同研究を行い、重要な基礎知見を生み出すためのオープンイノベーションの環境が整っています。

シンガポール拠点の特性


NSG BioLabsは、全世界からバイオサイエンスとIT関連の最新技術が集まるシンガポールにあり、基礎知識を実用化するための周辺技術の構築とベンチャー企業との連携を進めています。この拠点では、湘南で得られた知見をもとに事業性の検証を行うことで、革新的な製品開発を支援します。

横浜拠点の強み


横浜研究所には、化粧品の剤型技術や感性研究に関する豊富なデータが蓄積されています。2024年に設立予定のテクニカルディベロップメントセンター(TDC)では、研究から生産までを一元的におこない、高度なものづくりを実現します。

新プロジェクト「ミラースキン®」の内容


三拠点体制の初プロジェクトとして、個人のiPS細胞をもとにした個性を反映した皮膚組織「ミラースキン®」の開発があります。このプロジェクトは、個々の肌質に合わせた化粧品の開発を目指すもので、最新の皮膚科学技術を駆使して実現を図ります。

「ミラースキン®」は、個別の肌と化粧品成分との反応性を評価し、その人の肌に最適な成分を持つ化粧品の開発を可能にします。このように、ポーラ化成工業は新しい価値の創出を進め、業界の競争力を高めることに寄与することを目指しています。

結論


ポーラ化成工業の三拠点研究体制は、化粧品業界における新しい挑戦と機会を実現するための重要な戦略であり、さらなる技術革新と市場のニーズに応える製品開発が期待されます。今後も各拠点の連携を強化し、持続可能な発展に向けて邁進することでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
住所
東京都中央区銀座1-7-7ポーラ銀座ビル
電話番号
03-3563-5517

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