岡山大学の交流プログラム
2024-09-14 13:13:44

岡山大学が国立台湾大学とルフナ大学と共同で教育交流プログラムを実施

岡山大学が実施した国際教育交流プログラム


 国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区)は、工学部環境・社会基盤系環境マネジメントコースを中心に、国立台湾大学(NTU)およびスリランカのルフナ大学(UR)との学生交流プログラムを2024年8月26日から30日にかけて開催しました。このプログラムは、環境問題をテーマにした国際的な研究経験を提供することを目的としており、今年で数回目の実施となります。

プログラムの概要


 プログラムには岡山大学から7名の学生が参加し、国立台湾大学からは8名の学生と引率教員、さらにルフナ大学からは4名の学生と引率教員が参加しました。開講式では、関係者が集まり、交流プログラムの意義と期待を述べました。特に、難波徳郎工学部長が挨拶し、九鬼康彰環境マネジメントコース長がコース内容を紹介しました。また、本学の学生たちは岡山の文化についてのプレゼンテーションを行い、地域の魅力を伝えました。

内容充実の講義とラボツアー


 参加学生は8つの講義に参加し、各分野の専門家から最新の知見を学びました。講義を担当した教員には、前田守弘教授、近森秀高教授、中田和義教授、そして宗村広昭准教授などが名を連ねており、幅広いテーマがカバーされました。午後にはラボツアーも行われ、最先端の研究や実験の現場を直接体験する貴重な機会が提供されました。

フィールドトリップの実施


 プログラムの中では、児島湾締切堤防耐震工事の視察も行われました。農林水産省の関係者から耐震化工事の概要を説明された後、実際の工事現場を見学することで、理論だけでなく実務的な知識も学ぶことができました。さらに、香川用水土器川沿岸地区を訪れ、環境配慮型の農業水路に関する説明を受けるなど、実際の取り組みを目にすることで、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する具体例を深く理解しました。

国際的な学生交流の成果


 プログラムを通じて、学生たちは外国の仲間たちと英語でのコミュニケーションを楽しむと同時に、環境研究についての視野を広げることができました。このような国際的な交流は、教育研究活動の成果をアピールする良い機会となり、今後の共同研究や相互交流の可能性を広げるものです。工学部環境マネジメントコースの教員は、この経験を踏まえ、より多くの国際交流を進めていく意向を示しています。

未来に向けた展望


 本プログラムは、持続可能な開発を進める上で必要不可欠な国際理解を深めるための重要な活動であり、岡山大学は引き続きこのような機会を提供していくことを目指しています。また、この交流事業は2022年度から毎年開催されており、JSTサクラサイエンスプランや地域の企業からの支援を受けたものです。岡山大学は、地域社会や他国との連携を通じて、持続可能性の高い未来を共に考えていく考えです。

 これからも岡山大学の活動にご期待ください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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