4in1 CT装置の登場
2025-02-25 11:39:27

歯科診療を変革する4in1のCT装置「PanoACT 3D Upgrade」が登場!

歯科診療を変革する新世代CT装置の登場!



株式会社オール・デンタル・ジャパンが新たに業界初となる4in1(オールインワン)歯科用X線CT装置「PanoACT 3D Upgrade」の取扱を開始しました。この製品は株式会社アクシオン・ジャパンとの共同開発によって生まれました。

既存の機器の課題



従来のCBCT(コーンビームコンピュータトモグラフィー)は、近年の歯科医院において重要な役割を果たしてきました。1990年代に登場したこの技術は、3次元での画像診断を可能にし、う蝕や病変の発見に革命をもたらしました。しかし、現在ではCBCTだけでなく、パノラマやセファロの複合機が主流となりつつあり、これらの装置にはパノラマ画像の不鮮明さという課題があります。これにより、多くの歯科医が不満を抱えているのが現状です。

アクシオン・ジャパンの革新



アクシオン・ジャパンが採用したのは、CdTe(カドミウムテルライド)半導体です。この半導体は、従来のシリコンやゲルマニウムに比べてエックス線の吸収率が高く、優れた感度を持っています。そのため、高フレームレートでの画像取得が可能となり、クリアで高品質な画像出力を実現しました。過去の画像技術に比べ、ノイズも少なく、より鮮明な画像が得られます。

日本初の機能を搭載



「PanoACT 3D Upgrade」シリーズの特筆すべき点は、業界初のトモシンセシス技術を搭載していることです。これにより、撮影後に断層位置や方向を調整できるため、医療現場において非常に効率的です。また、歯科医院では一般的にパノラマ装置とデンタル装置の2台が必要でしたが、この新しい装置は1台で両方の機能を持つため、設置スペースの削減にも貢献します。

CBCTの課題に挑む



CBCTの利用に関して多くの歯科医が挙げる問題が金属アーチファクトです。これを改善するために、PanoACT 3D Upgradeは独自のアルゴリズムを開発しました。これにより、金属部分の影響を抑え、クリアな画像を提供します。また、CT値の表示機能も向上しており、医科用CTに近い精度で数値表示が可能です。

総括



「PanoACT 3D Upgrade」は、高度な技術研鑽と革新性を兼ね備えた歯科用CT装置です。最新技術を用いることで、診療の精度や効率を高め、多くの歯科医院での導入が期待されます。さらに、株式会社オール・デンタル・ジャパンは、全国どこへでも訪問デモを行っており、実際の操作や説明を受けることが可能です。関心を持つ方はぜひ、池袋ショールームでのデモンストレーションも利用してみてください。今後、歯科医療の未来を切り拓くこの装置に注目です!


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会社情報

会社名
株式会社オール・デンタル・ジャパン
住所
東京都新宿区原町3-21-1-1101
電話番号
03-6820-1000

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