1980年代までの名車を網羅した『クラシックカー大全』が発売！

クラシックカー大全の魅力

2025年10月28日、株式会社河出書房新社から『クラシックカー大全』が発行される。このビジュアルブックは、1900年代初頭から1980年代末までの約200台の名車を特集しており、愛車の歴史やデザインの背景に迫る一冊だ。

著者の小國麻実氏は、300台以上のクラシックカーに関する知識を持ち、自動車メーカーやクラシックカーミュージアムからの協力を得て、ビジュアルとストーリーが融合した内容を提供する。本書を開くと、黎明期から現代までの車のデザイン潮流や技術革新、さらにはその時代の社会背景にまで触れることができる。

本書の構成

- 第1章: 世界のクラシックカー では、Mercedes-BenzやFord、Rolls-Royce、Lamborghiniなど、世界的に名の知られた自動車ブランドとその歴史が紹介される。各メーカーの特長や代表的な名車が詳細に解説されている。
- 第2章: 日本のクラシックカー では、日産やトヨタ、ホンダといった日本の自動車メーカーに焦点を当て、その歴史と名車を紹介。日本の自動車産業史をさまざまな視点から見ることができる。
- 第3章: 時代ごとに楽しむクラシックカー では、1900年代から1980年代までの個性豊かな名車が年代ごとに紹介される。各車両の写真が大きく掲載され、魅力的なデザインや技術革新の数々を堪能できる。

初心者から愛好家まで楽しめる一冊

本書の特徴は、難解な専門用語を排し、初心者でも理解しやすい内容に仕上げられている点だ。車に詳しくない人でも、懐かしさとともに新たな発見が得られる。また、すでにクラシックカーに詳しい方にとっても、貴重な情報や隠れた魅力と向き合うことができる構成になっている。

注目の推薦コメント

著名人たちからの推薦コメントも話題を呼んでいる。歌手の近藤真彦氏は「本書は子ども時代の風景の記憶を蘇らせる」と感想を寄せ、元レーシングドライバーの鈴木亜久里氏は「クラシックカーの歴史を知るための優れた資料である」と称賛した。雅楽師の東儀秀樹氏も、「自動車文化のすばらしさを語る一冊」と鼓舞するメッセージを送っている。