サイフィックスが披露する新技術、COMNEXT 2025でデジタルインフラの未来を語る
未来のデジタルインフラを支える技術発表
茨城県つくば市に本社を構える株式会社サイフィックスは、2025年7月30日から8月1日まで東京ビッグサイトで開催される「COMNEXT 2025(次世代コミュニケーション技術&ソリューション展)」に参加し、拡大するデジタルインフラのニーズに応えるために新たな技術を披露します。今回の展覧会では「コスト」「電力」「スペース」といった重要な課題に対する解決策として、3つの革新的技術が紹介される予定です。
高性能を維持する光配線ソリューション「DRシリーズ」
データセンターやAIクラスタに不可欠なこの光配線ソリューションは、コストパフォーマンスに優れた設計でありながら高い性能を誇ります。特に、100Gから400Gへのブレイクアウト接続が可能で、次世代200Gレーンに対応する800G DR4を介してAIクラスタの処理能力を飛躍的に向上させます。
このように、サイフィックスのDRシリーズは業界の最前線での柔軟な対応が求められる中、力強い存在となっています。
省エネに貢献する「LPOシリーズ」
デジタルインフラの持続可能性を追求する中で、LPOシリーズは画期的な低消費電力技術を実現しています。この光トランシーバは、LPO-MSAに準拠し、従来の製品からデジタル信号処理チップを排除したことで、従来の製品よりも大幅に消費電力を抑えることに成功しました。この技術は、データセンター全体の省電力化を実現するだけでなく、冷却システムの運用コストを削減する効果も期待されており、経済性と環境への取り組みの両立が図られています。
業務スペースを有効活用する「MCFトランシーバ」
設置スペースの効率化も、デジタルインフラの未来において重要な課題です。MCFトランシーバは、4コアファイバを採用し、光ファイバの数量と体積を従来の1/4に削減しました。これにより複雑なケーブル管理が不要になり、大規模なAIクラスタの設置においても容易に対応可能です。さらに、MCFファイバとの直接接続を実現するための変換機能がモジュールに組み込まれており、よりシンプルで効率的な運用が期待されます。
COMNEXT2025でのライブデモが注目の的に
「COMNEXT 2025」では、サイフィックスがブース番号C2-12、キーサイト・テクノロジーがC6-29にて、それぞれ最新技術のライブデモンストレーションを実施します。参加者は、これら画期的な光通信ソリューションを実際に体験することが可能です。また、出展者は同期間中、島根県松江市のくにびきメッセで開催されるJANOG 56展示会(ブース番号95)にも出展しますので、全国の専門家や関心を持つ皆様にお会いできる貴重な機会となります。
サイフィックスは、データセンターやAI、さらには機械学習のインフラに不可欠な、高速・省エネルギー・低遅延の光通信技術を開発・提供するグローバルネットワークを持つ企業です。世界中の通信インフラを支えるため、顧客のニーズに応えるべく日々進化し続けています。
興味のある方は、ぜひブースに足を運んで、先進のテクノロジーに触れてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社サイフィックス
- 住所
- 茨城県つくば市筑穂1-14-2
- 電話番号
-
029-886-6851