「myVerifist」機能拡充
2024-06-24 22:36:17

フライトソリューションズ、本人確認ソリューション「myVerifist」を機能拡充!運転免許証やパスポートに対応

株式会社フライトソリューションズは、マイナンバーカードを用いた本人確認ソリューション「myVerifist」の機能を拡充し、運転免許証、在留カード・特別永住者証明書、パスポートまで、様々な身分証明書で本人確認が可能になったことを発表しました。

近年、金融機関や保険会社、不動産会社など、様々な場面で本人確認が求められるようになっています。特にマイナンバーカードに関しては、偽造カードによる詐欺や不正が発生し、ICチップの読み取り確認の重要性が認識されています。

犯罪収益移転防止法では、43の業種・事業者が「特定事業者」とされ、厳格な本人確認が義務付けられています。また、近年では対面での携帯電話契約においても、事業者によるICチップの読み取りが義務付けられるなど、各企業は本人確認への対応が求められています。

「myVerifist」は、2022年にリリースされたマイナンバーカードを用いた電子署名・署名検証・本人確認ソリューションです。iPadで操作できるため、導入が容易で、セキュリティ技術を活用したシンクライアント型ソリューションにより、操作端末に情報を残さずに公的個人認証を実現します。さらに、カード読取装置はキャッシュレス端末としても利用可能で、窓口業務の効率化に貢献します。

今回の機能拡充では、本人確認カードの対象を拡大しただけでなく、取得できる情報も強化されました。マイナンバーカードについては、従来から対応していた公的個人認証に加え、券面事項確認APと券面事項入力補助APにも対応します。運転免許証については、暗証番号を入力することで券面情報を取得できます。在留カード・特別永住者証明書については、券面の状態を画像イメージで取得できるようになり、パスポートについても氏名、国籍、パスポート番号などが取得できるようになりました。

さらに、暗証番号がわからない場合でも、提示された身分証明書が本物であることを確認するため、内蔵ICチップの確認機能も追加されています。

顧客企業は、自社の業務アプリケーションに「myVerifist」のソフトウェアライブラリを組み込むことで、法令に準拠した本人確認を実現し、サービスの向上を目指せるようになります。

フライトソリューションズは今後も、対面窓口業務の効率化を実現する拡張性の高いソリューションの開発に努め、顧客企業の経営課題解決に貢献していくと述べています。
フライトソリューションズの「myVerifist」は、従来のマイナンバーカードに加え、運転免許証、在留カード・特別永住者証明書、パスポートまで対応可能になったことで、本人確認の選択肢が大きく広がりました。これは、様々な場面で本人確認が必要とされる現代社会において、非常に大きな進歩と言えるでしょう。

特に注目すべき点は、暗証番号が分からなくても、提示された身分証明書が本物であることを確認できる機能です。これにより、不正行為のリスクを大幅に軽減し、より安全な本人確認を実現できるようになります。

「myVerifist」は、iPadを用いた操作の簡便さ、セキュリティの高さ、そして幅広い本人確認手段に対応している点から、金融機関、保険会社、不動産会社など、多くの企業にとって魅力的なソリューションと言えるでしょう。今後も更なる機能拡充が期待されます。

一方で、マイナンバーカードの普及率がまだ低いという現状があります。より多くの国民がマイナンバーカードを取得し、電子化社会への移行を進めることが、本人確認ソリューションの更なる発展に繋がるでしょう。

「myVerifist」のような革新的なソリューションの登場により、今後、本人確認はより安全で効率的なものになっていくことが期待されます。

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