京都やま岸グループとRespoの導入
京都のミシュラン一つ星を獲得している「富小路やま岸」を中心とする「京都やま岸グループ」。彼らは現在、京都と東京を含む多様な業態で8つの店舗を展開しています。最近、株式会社ハローの提供する飲食店向けオールインワンプラットフォーム「Respo」を導入したことが、業界内外で注目を集めています。
導入の背景
京都やま岸グループでは、店舗を増やす中で直面した課題がありました。特に、予約媒体と店舗の台帳ほか、顧客情報の管理が非効率的で、管理が煩雑になるとともに、サービスの質にも影響していました。例えば、複数予約媒体に対して、各媒体に個々にログインしなければならず、手動で情報を転記する必要がありました。これにより、入力ミスやダブルブッキングのリスクが常に存在していました。さらに、店舗ごとの顧客情報がバラバラになることで、常連客の好みやアレルギー情報を活かせず、店舗を移動する際にサービスの質が変わってしまう可能性もあったのです。
「Respo」の主な機能
「Respo」は、予約管理、注文受付、会計処理、売上分析などを一つのプラットフォームで提供するシステムです。これにより、各店舗は個別で予約媒体を管理する必要がなくなり、台帳の手動転記も不要に。さらに、モバイルオーダー機能を活用することで、顧客は自身のスマートフォンやタブレットから注文ができるようになり、店舗の運営が大幅に効率化されました。
導入による具体的な効果
1.
ログイン手間の軽減
Respoにより、各予約媒体の管理画面にログインする手間がなくなったことで、スタッフは応援業務を持つ際にも、簡単に予約状況を確認・操作できるようになりました。
2.
業態に合わせたフルセット導入
やま岸グループでは、各店舗の業態に合わせて必要な機能を組み合わせて導入。特に居酒屋業態の「呑小路やま岸」では、予約台帳、POS、決済端末、モバイルオーダーを全て導入し、注文や会計の滞留時間を削減しています。これにより、スタッフはお客様とのコミュニケーションに集中できる環境が整いました。
3.
品質の均質化
顧客情報の運用にも改善が見られます。顧客の誕生日やアレルギー情報を可視化し、店舗間で共有することで、やま岸グループ特有の「おもてなし」の質を維持しています。
担当者の声
京都やま岸グループの担当者は、「私たちにとってRespoは、単なるツールではなく、サービスを向上させるためのパートナーだ」と述べ、テクノロジーが京料理の伝統を壊すのではなく、下支えする役割に期待を寄せています。
また、株式会社ハローの代表取締役である播口友紀氏は、「テクノロジーは顧客との時間を増やすためのものであるべき」とし、今後も現場の声に耳を傾けながらプロダクトの改善に努める意向を示しました。
まとめ
「Respo」の導入により、京都やま岸グループは単なる業務効率化の枠を超えた、質の高いサービスの提供が実現可能になるでしょう。今後、飲食業界における他の店舗でも類似の取り組みが見られるかもしれません。詳しい導入事例は、Respo公式サイトでも公開中です。