W fundの新たな挑戦「Tokyo ASEAN Bridge」
2023年、W fundは東南アジア進出を支援するための新しいプログラム「Tokyo ASEAN Bridge」を開始しました。このプログラムは、特に日本のスタートアップが海外市場での成長を目指す際の強力な後ろ盾となります。以下では、プログラムの詳細とその魅力を紹介します。
プログラムの内容
「Tokyo ASEAN Bridge」では、参加企業に向けて以下の6つの支援を提供します。
1. 勉強会の開催
参加者は、海外事業展開に必要なチームビルディングや採用戦略、法務・財務知識、国ごとのマーケティング戦略、そしてインドネシア市場のトレンド分析などを学ぶことができます。これにより、事業の国際展開に必要な基盤を整えることが可能です。
2. 海外投資家との接点創出
プロジェクトは海外投資家によるメンタリングセッションを通じて、ビジネスモデルをシェアし、フィードバックを受ける機会を提供します。また、東南アジアの投資家を審査員として迎えたピッチイベントも開催予定です。
3. 現地視察プログラム
参加企業はインドネシアをはじめとする主要市場への視察ができ、現地のユニコーン企業や事業者とのマッチングの機会も設けています。渡航・宿泊費用はW fundが負担します。
4. マーケティング支援
採択された企業には、最大100万円のテストマーケティング費用が補助され、新たな市場での試行をサポートします。この支援により、初期コストの軽減が図られます。
5. コミュニティ醸成
プログラムは、海外進出を模索する起業家同士のネットワークを形成し、既に進出した企業との知見共有の場を提供します。こうして、参加者は互いに情報交換を行い、支え合う協力関係を築いていきます。
6. 資金調達支援
現地VCとの商談機会を創出し、資金調達に向けたピッチ資料の作成支援も行います。これは参加企業が資金を効果的に獲得するための重要なサポートです。
今後のスケジュール
- - 1月中下旬: 勉強会開催
- - 2月2日: 応募締切
- - 3月上旬: 採択企業への通知
- - 3月中旬: 個別メンタリングセッション
- - 3月下旬: ピッチイベント開催
- - 5月中下旬: 現地視察
応募を希望するスタートアップ企業は、所定の応募フォームから登録を行い、応募締切までに必要な書類を提出することが求められます。
W fundのビジョン
W fundは、日本の起業家が海外市場で成功するためのサポートを常に模索しており、特に東南アジアに焦点をあてています。ファンド創業者の梅園アマンダは、東南アジア市場での投資経験を生かし、企業の発展を支えていくことを目指しています。
W株式会社について
W株式会社は、シード・アーリーステージからシリーズAに至るまで、日本と東南アジアのtoC事業を支える独立系ベンチャーキャピタルです。2019年から活動を開始し、これまでに130以上の企業に投資してきました。
お問い合わせ
プログラムに関するお問合せは、W fundのメールアドレスまでご連絡ください。