ハマスホイ展の魅力
2019-11-26 11:03:02

宮沢りえが語る「ハマスホイとデンマーク絵画」展の魅力とは

宮沢りえが音声ガイドを務める「ハマスホイとデンマーク絵画」展



2020年1月21日から3月26日まで、東京都美術館で「ハマスホイとデンマーク絵画」が開催されます。この展覧会では、デンマークの巨匠ヴィルヘルム・ハマスホイの静謐な作品約40点と、19世紀デンマーク絵画の名品を一堂に展示します。

音声ガイドナビゲーターに宮沢りえが就任



特に注目すべきは、展覧会の音声ガイドナビゲーターに女優の宮沢りえさんが就任したことです。彼女は展覧会の魅力を自身の声で伝え、作品の鑑賞ポイントや背景にまつわるエピソードを静かに語ります。宮沢さんは、鑑賞する際の心の対話を大切にし、その感覚を皆さんにも感じていただけるよう努めると心を込めて伝えています。

ハマスホイの魅力



ヴィルヘルム・ハマスホイは、1864年にデンマークで生まれ、1916年に亡くなった画家であり、17世紀のオランダ絵画から強い影響を受けています。彼の作品は、身近な人々の肖像や静かな室内風景が特徴で、その独特な静けさから「北欧のフェルメール」と称されています。彼の作品は、特有の静寂感や内面的なエネルギーを伝えるものであり、観る者に深い印象を与えます。

過去20年にわたり、ハマスホイの展覧会はパリのオルセー美術館やニューヨークのグッゲンハイム美術館などで次々と開催され、その存在感を高めてきました。日本でも2008年に国立西洋美術館において彼の作品が展示され、美術ファンに強い印象を残しました。今回の展覧会は、10年ぶりに彼の作品を国内で堪能できる貴重な機会です。

文化的背景とヒュゲ



また、本展覧会ではデンマーク独自の文化である“ヒュゲ”(心地よい雰囲気)をテーマにした19世紀の名画も初めて紹介されます。デンマークの人々が今も大切にしているこの文化的価値は、観覧者に深いくつろぎの瞬間を提供することでしょう。

展覧会概要



東京都美術館


  • - 会期:2020年1月21日(火)~3月26日(木)
  • - 会場:東京都台東区上野公園8-36
  • - 開室時間:9:30~17:30(金曜日、2月19日(水)、3月18日(水)は20:00まで)
  • - 休室日:月曜日、2月25日(火)

山口県立美術館


  • - 会期:2020年4月7日(火)〜6月7日(日)
  • - 会場:山口市亀山町3-1
  • - 開館時間:9:00~17:00
  • - 休館日:月曜日

観覧料は、前売券が一般1,400円、大学生・専門学校生1,100円、高校生600円、65歳以上800円です。展示を通じてハマスホイの作品が与える静寂の美と、それを語る宮沢りえさんの声に心を委ねてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
ハマスホイとデンマーク絵画 広報事務局
住所
東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。