双葉社の新たな挑戦「ふたばくゲームズ」
株式会社双葉社が新たに設立したボードゲームレーベル「ふたばくゲームズ」が本格的にスタートしました。今回の立ち上げは、同社がこれまでに出版してきた漫画や文芸作品の世界観をベースに、ボードゲームという新たなエンターテインメントを提供する試みです。「ちょっとだけはみ出すこと」をテーマに、独自のゲームを展開していくことを目指しています。
レーベルの始まりと公式サイト
「ふたばくゲームズ」は、双葉社の豊富な出版経験を活かし、魅力的なボードゲームを世に送り出そうとしています。公式サイトも公開されており、ここではゲームの詳細や遊び方、プロモーション動画などが紹介され、ユーザーはレーベルの魅力を存分に楽しむことができます。
双葉社ボードゲームレーベル「ふたばくゲームズ」公式サイト
発売された注目のゲーム
1. 『赤ずきん、舞踏会で死体と出会う』
一つ目の注目作品は『赤ずきん、舞踏会で死体と出会う』です。このゲームは、Netflixにて実写映画化された人気ミステリー作品『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の世界観を体験できるマーダーミステリーです。ゲームマーケット2023秋では完売するなど、高い人気を誇ります。これにより、原作ファンだけでなく新たなプレイヤーも取り込み、大ヒットを記録しました。
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2. 『世界の終わりの大運動会 - 小林さんちのメイドラゴン ボードゲーム -』
二つ目は、『世界の終わりの大運動会 - 小林さんちのメイドラゴン ボードゲーム -』です。このゲームは、『小林さんちのメイドラゴン』の世界観を初めてボードゲームとして表現した作品です。試遊会では、ほぼ全ての体験者が購入を望むという高い支持を受けており、今後の展開が非常に楽しみです。
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今後の予定
ふたばくゲームズは、さらに新作ゲームの展開も計画しています。ゲームマーケット2025秋では、連載45年を迎えるレジェンド4コマ『かりあげクン』が初めてゲーム化された『オチカルタかりあげクン』や、好きなマンガを持ち寄って楽しむ『推しマンガを持ってきて遊ぶゲーム』の2作品が先行発売される予定です。この新作は、ドロッセルマイヤーズが全面的にプロデュースを行っており、話題を集めることが期待されています。
終わりに
ふたばくゲームズは、すでに確立された作品をもとにしたボードゲームの新たな枠組みを築こうとしています。原作ファンだけでなく、まだその作品に触れたことがないゲームファンにも興味を持ってもらえるような内容が求められています。今後の展開から目が離せません。