ダイドーの工作自動販売機コンテスト、受賞作品の発表
地域の未来を担う子どもたちの想像力を育むことを目的とした、第2回「ダイドーの工作自動販売機コンテスト」が開催されました。ここでは、自動販売機をモチーフにした創造的な作品が多数応募され、その中から8つの受賞作品が選ばれました。その結果を詳しくお伝えします。
ダイドーの工作自動販売機キット
ダイドーグループは2015年から全国の子どもたちに無償で「工作自動販売機キット」を提供し、彼らの想像力を育む活動を行っています。本コンテストもその一環で、子どもたちに自販機を通じて社会性や個性を発揮する機会を提供しています。
特別審査員の紹介
特別審査員長には、自動販売機マニアを公言する石田健三郎氏が就任。彼の情熱と専門知識をもって、応募された作品を真剣に審査しました。
受賞作品の紹介
どの作品も独自の視点と工夫に満ちており、大賞を受賞した2つの作品をはじめ、各部門で選ばれた優秀賞の作品を紹介します。
【大賞】自動販売機マニア賞
作品名:かぞくのエコはんばいき(リュック型)
この作品は、楽しく遊びながら自動販売機の仕組みを学べるように工夫されています。暑い日の登校時に、“飲み物があったらいいな”という思いが込められ、リュック型の自動販売機が誕生しました。エコな視点も持ち合わせており、アルミホイル製の太陽光パネルと廃材を活用し、環境保護のメッセージも発信しています。
【大賞】DyDo社員賞
作品名:天気の自動販売機
この作品は、異常気象による農業への影響を受けたアイデアです。農家やレジャーの場で天気を届ける仕組みがあれば、という願いが叶った作品で、価格が天気によって変動するという点も特筆すべき特徴です。
優秀賞作品の魅力
リサイクルクル自販機
リサイクルや地産地消の視点が盛り込まれたアイデアが光ります。ポイ捨て防止に寄与するという倫理的な側面もあり、小学校2年生の作品とは思えない完成度です。
どうぶつ自動販売機
兄妹で協力して作り、動物たちに好きな飲み物を選ばせるという楽しさが伝わります。仲良く作る姿勢が作品に良く表れています。
まほうの自動販売機
願いが叶うというファンタジー要素に溢れ、ユニークなアイデアが魅力的で、友達を作るための飲み物という発想には交流を促す深い意味があります。
水族缶
水族館をテーマにしたこの作品は、見た目の美しさと細やかなデザインが特徴です。ストーリー性もあり、高い完成度から心を奪われました。
災害のときの自動販売機
「地震のときに使ってほしい」という願いに基づいており、災害時に役立つ自販機という新たな視点が感動を呼びます。
長崎自動販売機
故郷への思いを込めたこの作品は、心に残る感動的なアイデアが満載で、SNSでも多くの共感を得ることでしょう。
審査員の総評
石田健三郎氏は、「子どもたちの夢や創造力が詰まった作品を見ることができて大変光栄」と語りました。応募作品は、自動販売機を通じた社会貢献の可能性を示唆するものであり、次世代に日本の魅力ある文化を引き継いでいく意義を再確認させてくれるものでした。
今後の展望
ダイドーはこのような活動を通じて、地域の未来を明るくし、社会に貢献することを目指しています。今後も子どもたちの無限の可能性を引き出し、持続可能な社会に向けて努力を続けていくことでしょう。
受賞作品の詳細やご紹介は、特設サイトや公式Instagramをご覧ください。子どもたちの素晴らしい才能とアイデアを楽しんでください。