SUNアニマルACUの設立
2025年5月11日、福岡県久留米市に新たに誕生した動物専用の鍼灸ブランド「SUNアニマルACU」。このブランドは、CEOであり創始者の西原啓史氏のもと、薬を飲むことが難しい動物たちに対して、日本初の動物鍼灸専門の治療法を提供することを目指しています。特に高齢動物や慢性疾患を抱えるペットたちにとって、鍼灸療法は副作用やストレスを軽減する優れた選択肢となります。
設立の背景
近年、動物医療の現場では、「薬が効かない」「治療を嫌がる」といった課題が顕在化しています。飼い主になんとかしてやりたいという思いの一方で、動物たち自身が受け入れられない治療が多いことは悲しい現実です。このような状況に直面して、彼らに優しい治療法として選ばれたのが、東洋医学に基づく鍼灸療法です。
SUNアニマルACUは、動物専用の鍼灸器具の開発や普及を目指し、動物用鍼灸が補完医療ではなく統合医療の一環となることを願っています。この新しいアプローチが、現代の獣医療に新しい光をもたらすことを期待しています。
鍼灸療法の特性
鍼灸は、自然治癒力を高めることができます。動物にはストレスを与えず、れるため、治療を行いやすいのが特徴です。他にも、以下のような利点があります。
- - 副作用が少ない:慢性疾患や高齢動物にも安心して使用できます。
- - ナチュラル志向:飼い主のニーズに余裕を持って反応可能。
- - 臨床効果:特に猫や小型犬にとっての親和性が高い。
- - ストレス軽減:治療時のストレスを減少させ、自然治癒力を活性化します。
ブランドの理念
「SUN」という名には、太陽のように暖かく、全ての命を照らし支える存在でありたいとの思いが込められています。SUNアニマルACUは、動物たちのQOL(生活の質)を向上させるために、獣医師や飼い主、地域社会と協力しつつ、健康で楽しい生活を実現しています。新しい医療の形を築くために、世界中の動物と東洋医学を通じて健康を共有することを目指します。
事業内容と社会への貢献
SUNアニマルACUでは、動物に優しい鍼灸医療の普及を推進するために、様々な取り組みを展開しています。これにより、地域社会とも連携し、動物福祉の向上にも貢献しています。以下は主な活動内容です。
- - 鍼・温灸器具の開発・販売:環境に配慮した生分解性プラスチックを使用した鍼管を開発。これにより、持続可能な医療機器の提供を実現。
- - 経絡・経穴ポスター制作:飼い主が家庭でできるケアの教材や啓発資材を作成し、普及。
- - 大学や行政との連携の推進:臨床データやエビデンス構築のための共同研究。
- - 教育事業:獣医師やセラピストを対象にした講習やセミナーの開催。
- - 動物保護団体への寄付:毎年売上の一部を寄付し、動物福祉の向上を目指す。
- - 地元の資源を活かした取り組み:久留米産のヨモギを使用した温灸製品を開発。
- - 動物ふれあいイベントの企画・運営:人と動物がふれあう機会を提供し、共感や思いやりを育成。
企業概要
- - 会社名:SUNアニマルACU合同会社
- - 設立日:2025年5月11日
- - 所在地:福岡県久留米市原加賀町29-1
- - Webサイト:準備中
- - Instagram:こちら
動物用医療機器の製造・販売にあたり、必要な許可をすでに取得しています。これからのSUNアニマルACUの活動にご期待ください。