次世代の健康支援
2025-09-09 14:06:25

津田塾大学に木造のウェルネス館が誕生!健康を支援する新拠点

木材の温もりで心と体を癒すウェルネス館



やさしい木の力で進化する学びの場



2026年春、東京都小平市に位置する津田塾大学に新たな拠点が誕生します。「ウェルネス館」と名付けられたこの施設は、住友林業株式会社が設計・施工を担当し、心身の健康を支援する場となることを目指しています。約460㎡の広さを持つ平屋建てで、医務室や相談室、メディテーションルームなど多様な機能を持つ空間が整備される予定です。

自然との共生



このウェルネス館は、キャンパス内にある豊かな自然と調和した設計がなされており、全ての開口部は緑豊かな森に面しています。これにより、学生たちが自然とのつながりを感じることができるように配慮されています。また、もともと建設予定地にあった樹木は、そのままアートワークに生まれ変わることが決定しており、歴史的なキャンパスの一部が新たな形で受け継がれます。

心に寄り添う空間デザイン



この施設は、心の健康や学生生活に不安を抱える学生のために考え抜かれた設計です。エントランスホールを中心に、医務室や相談室といったウェルネスセンターの機能が左右に配置され、訪れる人は開放感を感じることができるでしょう。また、心を落ち着けるためのメディテーションルームも設置され、誰でも安心して利用できるよう全ジェンダートイレも完備されます。

木材の癒しの効果



木の持つ癒しの特性に注目した内装は、木質空間に仕上げられています。研究によれば、木材にはリラックス効果があることが証明されており、不安やストレスを軽減してくれる効果が期待されています。このウェルネス館内では、柱や梁が現しになっており、温もりのある雰囲気が演出されます。さらに、木質調の仕上げが施されているため、訪れる人々に落ち着きを与えることでしょう。

プロジェクトの概要



このプロジェクトは「津田塾大学小平キャンパスウェルネス館新築工事」と名付けられ、敷地面積は約76543.22㎡、延床面積は460.17㎡という広さです。着工日は2025年9月8日、竣工予定日は2026年3月で、利用開始はその翌月を予定しています。設計と監理は株式会社安井建築設計事務所が手掛けており、住友林業株式会社が施工を担当します。

未来に向けた木のビジョン



住友林業グループは、木材を中心としたさまざまな事業を展開しており、2030年までのビジョン「Mission TREEING 2030」に基づき、森林からのCO2吸収量の増加を目指しています。今回のウェルネス館も、この理念の一環として、木の力を最大限に生かした新たな価値を提供するものです。

このウェルネス館の完成により、学生たちが心身共に健康的な生活を送るための支援が期待されており、その先進的な取り組みは、他の教育機関への影響も大いにあることでしょう。2026年春の開館を心待ちにしつつ、今後の進捗を見守りたいと思います。


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会社情報

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住友林業
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