インフォマート、請求書送信の新機能を導入
株式会社インフォマート(東京都港区)が提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」が、業務効率化を目的に新たに「PDF送信機能」を追加しました。この機能により、業務における請求書のデジタル化がさらに進むことが期待されています。
新機能導入の背景
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、請求書の発行や受取、支払金額の通知など幅広い請求業務をデジタル化するサービスです。最近の働き方の変化や法制度の改正に伴い、請求書関連業務のデジタル化は急務とされています。このプラットフォームは、115万社以上の企業に利用されていますが、ユーザーからは「取引先にIDの取得を強いるのは負担」という声が上がっていました。これに応え、商談や臨時取引においても、よりスムーズに請求書を送信するための機能が必要とされていたのです。
新たに加わったPDF送信機能の概要
新しい機能では、請求書をPDF形式に変換し、メールで送信できるようになりました。企業は管理画面で、各取引先ごとにPDF送信の設定を行うことが可能です。発行後に、取引先に送信されたメールにはダウンロードリンクが含まれ、パスワードを入力することで請求書をダウンロードできます。
この機能の最大の利点は、取引先が「BtoBプラットフォーム」のIDを取得する手間を省くことができる点です。特に、スポット取引や一時的な取引において、請求書の発行が非常にスムーズに行えるようになります。
利便性の向上と業務の効率化
新機能の拡充により、請求書を発行する企業は、従来のデジタルや郵送による方法に加え、PDF形式での請求書発行が可能となります。これにより、「BtoBプラットフォーム 請求書」を利用する全ての取引先に対し、一元的に請求書を発行することができるようになります。
インフォマートの未来への展望
インフォマートは今後も、機能の拡充を進めることで利便性を高め、企業のバックオフィス業務のデジタル化や効率化を推進していく方針です。
10周年の特設サイトを公開中
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、2015年のサービス開始から今年で10周年を迎えました。この記念に、感謝の意を表する特設サイトも公開されています。ユーザーやパートナー企業からのメッセージを掲載し、これまでの歩みを振り返ります。
サービスの詳細
「BtoBプラットフォーム 請求書」は日本国内での請求業務のデジタル化をリードしており、ペーパーレスを進めることで、テレワークを実現する一助となっています。電子データのやり取りが可能なので、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。2025年には115万社以上が活用予定です。
会社概要
株式会社インフォマートは1998年に設立され、企業間取引の効率化を実現するクラウドサービスを提供しています。「BtoBプラットフォーム」は115万社以上に利用されており、年間の取引額は62兆円を超えています。 さらに、今後も高度なデジタルサービスを通じて企業の業務改善に寄与することを目指しています。
企業名:株式会社インフォマート
設立:1998年2月13日
所在地:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階