アスコット受賞物件
2025-10-16 11:20:50

アスコットがグッドデザイン賞で広尾と福岡天神の2物件を受賞

アスコットが2つの物件でグッドデザイン賞受賞



日本におけるデザインの権威、グッドデザイン賞が2025年度の受賞物件を発表し、株式会社アスコットが開発した「ASTILE広尾」と「AUSPICE福岡天神」が栄えある賞を受けました。この受賞は、アスコットにとって通算18件目と19件目のグッドデザイン賞受賞となります。

受賞物件の概要



1. ASTILE 広尾



「ASTILE広尾」は、東京・広尾の静かな住宅エリアと恵比寿の商業オフィス区域の中間に位置する、全19戸の賃貸集合住宅です。特に特徴的なのは、そのユニークな形状と配置。これは単なるデザインの工夫ではなく、都市空間における「住むことの質」という根本的な問いに対する答えを探求した結果です。アスコットは、周辺環境との関係性を重視し、収益性や効率性だけでなく、居住者の快適さと地域への貢献を両立させました。

建物は、斜めに配置された雁行型と段状デザインを採用し、限られた形態制限の中でも容積の最大化を図りながら、圧迫感を軽減しつつ美しい外観を実現しています。外側には「小さな庭」が設けられ、住戸ごとに異なる眺望や開口部を享受しながら、光や風、緑を取り込む設計がなされています。1階の住戸はメゾネットタイプで、直接街路からアクセスできるように工夫されています。これにより、コロナ渦後の新しい住居スタイルへの対応も期待されています。

2. AUSPICE 福岡天神



「AUSPICE福岡天神」は、福岡市の天神地区に建つ10階建ての中規模オフィスビルです。この物件は、S・Aクラスビルに依存せずとも、快適かつ環境に優しいオフィス空間を実現できる可能性を示し、中規模オフィスビルならではの新たな環境価値を創出したことで評価されました。なお、この物件は2024年に「DBJ Green Building認証」の4つ星を受けています。

ファサードには、厚さ9mmの鋼板を使用した格子状のルーバーが採用されており、日射を遮りつつも、街並みにリズムをもたらします。外装には従来のアルミ材を用いるのではなく、鉄の特性を再評価し、新たなデザイン表現を模索しました。この格子ルーバーは、各部位ごとに奥行きを変えて形状に柔らかさを持たせており、空調効率の最適化にも寄与しています。

株式会社アスコットについて



アスコットは、あらゆる物件において機能性とデザイン性の両立を追求しています。国内外のネットワークを生かし、社会的ニーズに応じた高品質な不動産サービスの提供を目指しています。企業の概要として、1999年4月に設立し、東京都渋谷区に本社を構えています。提供するサービスには、不動産開発、賃貸事業などが含まれています。

また、アスコットは「環境への配慮」を大切にしており、今後も多様なニーズに応える物件の開発に注力していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社アスコット
住所
東京都渋谷区神宮前3-1-30Daiwa青山ビル5F
電話番号
03-6721-0248

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