新型電動ミニカー
2021-10-12 11:00:11

高齢者の安全運転を支える新型電動ミニカー発売!

高齢者の安全運転を支える新型電動ミニカーの登場



近年、高齢者による交通事故が増加する中、兵庫県の株式会社南福岡自動車学校が新たに販売を開始したのが、最高時速20kmの電動ミニカー「シルド」です。このミニカーは、安全に地域内を移動できる手段として注目されています。

安全に運転できる新しい選択肢



高齢者の運転支援を目指したこの電動ミニカーは、南福岡自動車学校が毎年行う約5000人の高齢者講習の中で感じたニーズから生まれました。調査によれば、高齢者の移動目的は主にスーパーや病院などの近場で、ほとんどが車での移動です。しかし、体力の低下や公共交通機関の不安から高齢者が外出しづらい現状がありました。そこで、新たなモビリティとして「シルド」を提供し、より安全な社会の構築を目指しています。

電動ミニカー「シルド」の特徴



株式会社南福岡自動車学校が展開するこのミニカーは、環境に優しい電動式です。具体的な特徴は以下の通りです:
  • - 最高速度は15km/hまたは20km/hで、のんびりと移動可能。
  • - 電磁ブレーキを搭載しており、アクセルを戻すだけでスムーズに減速。
  • - バック時の最高速度は7km/hで、急な加速の心配がありません。
  • - 車検や車庫証明は不要で、ヘルメットも必要ありません。ただし、普通自動車免許が求められます。
  • - 自宅の市町村に届け出ることで、ナンバー取得が簡単に可能。自賠責保険の加入が必須です。
  • - 電気代は約20円で、満充電から40kmの走行が可能です。

「シルド」は品質と手軽さを兼ね備えたデザインであり、利用者のライフスタイルに対応した便利な交通手段となることでしょう。

高齢者の交通事故とその背景



日本における75歳以上の免許保有者数は513万人に達しており、今後も増加の一途をたどるとされています。年齢と共に視力や判断力の低下が懸念され、交通事故のリスクが高まっています。特に、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故は高齢者に多く、今後は新しいモビリティの普及が急務です。

過去には池袋での痛ましい事故が報じられ、高齢者運転による事故は社会的な課題となっています。そのため、安全な代替手段の提供が求められるようになりました。「シルド」は、この問題の解決に向けた新たな選択肢として位置付けられています。

今後の展望



警察庁では、時速15km以下のモビリティに対する新たな交通ルールの検討が進んでおり、将来的には免許が不要の「小型低速車」という新たな区分が設けられる可能性もあります。これにより、自動車の運転が困難な高齢者にとって、外出手段が再び手に入るかもしれません。

電動ミニカーを通じた安全運転の指導により、高齢者が安心して運転できる環境作りが進められています。今後は新しいモビリティの研究や試乗イベントも計画しており、高齢者の移動手段としての電動ミニカーの普及に向けた取り組みが期待されています。

会社概要


  • - 会社名:株式会社南福岡自動車学校
  • - 所在地:福岡県大野城市下大利3-2-20
  • - 代表者:江上喜朗
  • - 創業:1956年2月
  • - ウェブサイトmfds.co.jp
  • - メール[email protected]
  • - 電話番号:092-581-2231

新しい交通手段としての「シルド」は、高齢者がより安全に、かつ快適に生活できる未来を実現するための第一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社南福岡自動車学校
住所
福岡県大野城市下大利3-2-20
電話番号

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