新しい働き方の模索
2025-01-28 12:47:26

3人制バスケ選手がバス会社の新モデルで両立を実現

3人制バスケ選手とバス会社の新たな挑戦



「スポーツと仕事が両立できる環境を」との思いから、千葉県に本拠地を置く3人制バスケットボールチーム「SAKURA FUNABASHI」とバス会社ビィー・トランセグループが手を組み、新しい働き方のモデルケースが誕生しました。この試みは、地域の公共交通維持と人材不足の解消を目指したもので、特に「アスリート採用」という新しい概念が今注目です。

アスリート採用の背景



ビィー・トランセグループ(西岬観光、あすか交通、平和交通)を代表する吉田平は、運転業務が持つ柔軟性に着目しました。彼のリーダーシップのもと、2023年5月からバス業界で新たな働き方を実践するためのポリシーが策定されました。特に力を入れている「アスリート採用」は、厳しい練習と試合が組み込まれる選手生活を支援するものです。バスの運行はチームプレイで行われ、シフトのルールを守る限り、アスリートが自身のスポーツ活動に集中できるよう配慮されています。

モデル選手の誕生



活動開始から約1年半後、初のモデルケース選手としてSAKURA FUNABASHIの品川夏帆選手が舵を取ることとなりました。彼女はAT限定免許から大型二種免許へと進み、ビィー・トランセグループの支援のもとで運転業務に従事しています。今や彼女は企業送迎バスの運転手として活躍中です。

品川選手は、「私にとってこの取り組みがスポーツと仕事の両立における新たな道を示していると感じています。」と述べています。運転業務はシフト制であるため、練習や試合に容易に参加できます。また、大型二種免許取得は将来にわたるキャリア形成においても有意義です。彼女はこの取り組みを通じて、より多くの選手が仕事とスポーツを両立できるように願っています。

正社員保証という安心感



このプロジェクトにおいて、選手引退後の「正社員保証」が大きな魅力となっています。現役選手として勤務する間、時短乗務員として適応され、会社は練習や遠征試合に対して柔軟に対応します。社会保険や退職金制度への加入も保証されており、引退後も安定した生活を築くことが可能です。

ビィー・トランセグループは、引き続き地域の公共交通を支えるために、創意工夫をもって人材課題に取り組む考えです。

まとめ



千葉県船橋市を拠点とするSAKURA FUNABASHIは、地域活性化と次世代育成に繋がる活動を行っています。この新たな試みが他の地域や業界にも波及し、スポーツと仕事の両立がさらに進むことが期待されています。これからもビィー・トランセグループと共に、新しい地平を模索していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社品川商会
住所
千葉県船橋市浜町1-9-11
電話番号
080-6636-4613

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