東宝ハウスグループ、名称変更の背景と新たな挑戦
2025年4月1日、株式会社東宝ハウスホールディングス(以下、東宝ハウスグループ)は、そのグループ呼称を「東宝ハウスグループ」から「東宝ハウスライフソリューションズグループ(略称:TLS)」に変更することを発表しました。この決定は、同社が不動産仲介を超えた新たなサービスモデルを目指し、顧客の暮らしに寄り添うことを意図したものです。
新たなサービス提供の重要性
従来の不動産業界では、物件の取引が成立することが主な目的とされ、顧客の入居後の生活についてのサポートが後回しにされがちでした。しかし近年、東宝ハウスグループは、不動産取引後のお客様の暮らしを見据えたサポート体制を整え、アフターフォローの専門法人「株式会社東宝ハウスNEXT」を設立しました。この法人では、顧客のライフステージに応じた金融サービス(保険や資産形成)や、住まいのメンテナンス・リフォーム提案を行っています。これにより、単なる取引の提供にとどまらず、入居後の生活全般にわたる支援が実現されることとなります。
ユーザー中心の組織づくり
「ユーザーを最優先」とする企業の姿勢が、東宝ハウスライフソリューションズグループの中心に位置づけられています。これは「User First」として、顧客満足度に基づくサービスの提供を約束し、ユーザー幸福(User Happiness)の実現を目指しています。住まいに関する様々なソリューションを提供することで、より充実した生活をお客様に提供しようとする同社の姿勢は、これからの不動産業界において重要な要素となるでしょう。
経営理念とビジョン
東宝ハウスグループの理念は、「住まい」を通じて多くの幸せな人生を増やしていくというもので、企業として本気で努力することが求められています。この思いは、顧客だけでなく、働く仲間の幸福(Member Happiness)も大切にし、多面的な支援を評価し合う企業文化を築くことにもつながっています。
同グループのビジョンは、顧客感動度NO.1企業を目指し、期待を超えて「満足」を提供し、その先に「安心」や「感動」を生み出すことにあります。こうした目標に向かって、東宝ハウスグループは新たなステージに進もうとしています。
今後の展望
今後、東宝ハウスライフソリューションズグループは、さらなるサービスの拡充を図っていく予定です。単なる不動産仲介業務に限らず、顧客一人ひとりのライフステージに応じたきめ細やかなサービスを提供し、生活の質を向上させるための努力を続けていく意向です。これにより、顧客との信頼関係を深め、より豊かな暮らしの実現を支えるパートナーとなることを願っています。
この改称を機に、東宝ハウスグループは「住まい」の概念をさらに広げ、多様なニーズに応える企業として進化する姿勢を明確にしています。今後もその動向から目が離せません。
本稿に関するお問合せ
- - 企業名:株式会社東宝ハウスホールディングス
- - 所在地:東京都新宿区西新宿2丁目6-1
- - 代表者:代表取締役 佐井川 稔
- - 連絡先:佐井川
- - TEL:03-6302-0040
- - E-mail:[email protected]
- - URL:公式サイト