ホテルタングラムで進化した無人売店の新機能
長野県の信濃町に位置するホテルタングラムが、最新の無人決済システムを導入した「タングラムスマートストア」を進化させ、クレジットカード決済が可能になったことをご紹介します。この革新的な取組みにより、宿泊客や訪れるゲストにとって、より便利で快適な体験が提供されるようになりました。
レジレス化の進化
ホテルタングラムが運営する「タングラムスマートストア(24Hレジレスコンビニ)」は、2022年12月にオープンした無人売店です。ゲストは、通信アプリ「LINE」やルームキーを利用して入店し、商品を手に取ることができました。しかし、LINEを利用しない海外からの観光客や宿泊者以外の方にも利用しやすいように、2025年4月15日からは新たにクレジットカードでの決済が行えるようになります。
これにより、ゲストは入店時にクレジットカードをかざすだけで、スムーズに店舗に入ることができ、お好きな商品を選んでは退店するだけで自動的に決済が完了します。この新しいシステムは、忙しい現代人にぴったりの利便性を提供しています。
クレジットカード決済の仕組み
「タングラムスマートストア」のクレジットカード決済の利用方法はとても簡単です。具体的には、以下の3つのステップで完結します。
1.
入場:入場ゲートにクレジットカードをかざして入店します。
2.
商品選び:店内で好きな商品を手に取ることができます。バッグに入れても問題ありません。
3.
退店:そのままゲートを出ると、退店時に自動決済が行われます。
このシステムでは、デビットカードは利用できず、海外発行の一部カードも対象外となる可能性があるので、事前に確認が必要です。
スマートストアの基本情報
「タングラムスマートストア」は、エントランス棟の2階に位置し、24時間営業を行っています。提供される商品のラインアップは、多様で、飲料、菓子、日用品など、旅行中に必要な品々が揃っています。レジに並ぶ必要がなくなり、必要なものをすぐに手に入れることができるため、特にホテル滞在中のリラックスを追求する方にとって嬉しいサービスです。さらに、公式サイトでも詳細情報が提供されていますので、ぜひご覧ください。
LMCUの役割
この無人決済システムを提供している株式会社LMCUは、人工知能とフィンテックを活用し、レジレス無人店舗を多数展開しています。彼らの技術革新は、ホテル業界にも新しい風を吹き込み、快適なサービスの実現に貢献しています。
ホテルタングラムの魅力
加えて、ホテルタングラム自体は、斑尾山にある高原リゾートとして、泊まる・遊ぶ・癒すを融合させた滞在型の施設です。広々とした客室や温泉大浴場も完備されており、宿泊客は心身ともにリフレッシュできる環境が整っています。
アクセスは車で上信越自動車道の信濃町ICから約20分、またはJR長野駅から「しなの鉄道」を利用し、黒姫駅からバスで約25分です。
終わりに
「タングラムスマートストア」のクレジットカード決済導入は、今後の無人売店のスタンダードを引き上げることが期待されます。便利で快適なリゾート体験を提供することで、ホテルタングラムはより多くの人々に新たな魅力を発信し続けることでしょう。訪れる際には、ぜひこの新しいサービスを体験してみてください。