125年の絆
2024-08-09 11:33:17

中谷吉隆の写真展「125年の絆」で見る日系人の歴史と現在

中谷吉隆の写真展「125年の絆」



2024年10月4日から17日まで、富士フイルム スクエアで開催される写真展「125年の絆 - 日本で活躍する中南米の日系人の今日」では、日系人の歴史と現在の姿を捉える貴重な作品が展示されます。この企画は、19世紀末からの移民の歴史と、それに続く多様なストーリーを探索するものです。

写真展の意義


この展示は、日系人のルーツやアイデンティティ、多文化共生社会に関する深い思考の契機を提供します。中谷吉隆氏自身が幼少期に「移民」に似た経験をし、60年以上にわたって移民の苦悩や喜びを追い続けた結果、彼のキャリアと共に深化した「移民とは何か」という問いが展示の中心となっています。

特に記憶されるのは、彼の1963年の展覧会「蒼氓60年 -南米の日本人-」での取り組みです。この度の展覧会では、その60年後の現代に焦点を当て、約20名の日系人のポートレートや彼らの活躍シーンを新たに撮り下ろした作品が並びます。このプロジェクトは、国際協力機構横浜センターの全面的な協力を得て進行しました。

現代の日系人の活躍


展示される作品の中には、日系人コミュニティの中で支え合って生きる姿や、彼らの職業に従事する様子が見られます。日本と中南米を行き来しながら活躍する子孫たちの姿は、現代社会における多文化共生の重要性を強調しています。また、1899年にペルーに初めて設立された計画的集団移住から125年が経過したことも、歴史的な背景として意義を持っています。

写真展の概要


この展覧会は、富士フイルム スクエアという開かれた空間で入場無料で、運営されています。すべての方にご覧いただけることを目的とし、日系人の歴史を知るのに最適な機会です。また、ギャラリートークも開催され、中谷吉隆氏自らがその魅力を語る予定です。

開催情報


  • - 期間: 2024年10月4日(金) - 10月17日(木)
  • - 場所: 富士フイルム スクエア内
  • - 入館料: 無料
  • - 開館時間: 10:00〜19:00(最終日は16:00まで)

この展覧会を訪れることで、日系人の複雑な歴史や現代の社会における役割についての認識が深まることでしょう。多様な文化を尊重し共存するための理解を促進する意義深い機会となることを期待しています。是非、足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
富士フイルム株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-3東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111

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